軽やハイエースのパトカーが速度超過車両を追跡……はない? 黒白のパトカーの種類と役割とは

AI要約

警察車両には様々な種類があり、パトカーの違いや役割について解説されています。

一般的に目にするパトカーや白バイだけでなく、特殊な装備を持つ車両も存在し、それぞれの役割が異なることが紹介されています。

パトカーの種類や使われ方には細かな違いがあり、一般的には用途に応じて運用されるが、緊急時には例外もあると説明されています。

軽やハイエースのパトカーが速度超過車両を追跡……はない? 黒白のパトカーの種類と役割とは

 警察車両のなかにはパトカーや白バイなど、さまざまな車両があります。また、パトカーといわれる車両には、取り締まりをメインとするパトカーや現場に急行することが主な目的のパトカーなど、ひと口にパトーカーといってもこれまた種類があるのです。今回は警察車両の種類や違いについて深堀りしてみましょう。

 警察の乗り物には、パトカーや白バイ、自転車・原動機付自転車、ヘリコプター、大型輸送車、災害対策車、警備艇、投光車などがあります。一般的によく目にするのは、パトカーや白バイ、自転車・原動機付自転車などですが、じつはそのほかにさまざまな車両や乗り物があるのです。

 また、警察のクルマには、その仕事に合わせて、いろいろな形があり、特殊な装置を付けた衛星通信車(事件・事故や災害の現場の写真を送ったり、大きな山などの障害物で無線電波が届かないときに人工衛星を使って通信したりする車両)やレスキュー車、人員輸送車など、日常的に目にすることが少ない珍しい車両もあります。

 そのなかでも今回はパトカーにフォーカスし、その違いを深堀りしていきます。

 一般的によく目にする白と黒のカラーリングが特徴のパトカーは、一見すると同じように見えますが、じつはそれぞれ役割が異なります。ここでは、パトカーの違いを紹介します。

 パトカーは、地域の安全な暮らしを守るためにパトロールする車両です。110番通報があると事件や事故の現場に急行します。また、クルマなどで逃走する犯人を追跡するのもパトカーです。

 交通取り締まり用のパトカーは、道路の安全を守るためにパトロールをしている車両です。速度超過(スピード違反)などの危険な運転をしているクルマを取り締まります。

 ミニパトカーは、地域のパトロールや駐車違反をしているクルマを取り締まるパトカーです。コンパクトカーなどの車両がミニパトカーとして活躍しています。

 警察車両にはさまざまな種類があり、それぞれに役割があります。よって、同じカラーリングのパトカーでも、パトロールを主とするパトカーや事故処理用のパトカー、交通取り締まり用のパトカーなど、用途はさまざまです。基本的には、用途に応じた車両で取り締まりやパトロールを行っています。

 ただし、これらはあくまでも「原則として」という注釈がつきます。緊急時には例外的に対処にあたる場合もあるため、必ずしも車両ごとに決められた用途だけに使われるというわけではないといえるでしょう。