これで見納めかもってマジ!? JR東海バスの撮影会でエアロキングが3台そろい踏みとは豪華すぎる!!

AI要約

バスのお別れツアーに参加したことはあるが、今回はエアロキング最後の撮影会に立ち会う。

エアロキングは経年劣化で活躍の場を失いつつあり、2010年式でJR東海バスに導入された3台が今回揃う最後の撮影会となった。

イベントでは車内見学やグッズ販売も行われ、300円の参加料で思い出に残る体験ができた。

これで見納めかもってマジ!? JR東海バスの撮影会でエアロキングが3台そろい踏みとは豪華すぎる!!

 どんなものにも寿命があり、いつかはその役目を終える。バスもそうであるが、その瞬間に立ち会うということはなかなかない。バスのお別れツアーというのに参加したことはあるが、今回は撮影会の様子をレポートする。

 文/写真:東出真

編集:古川智規(バスマガジン編集部)

(詳細写真は記事末尾の画像ギャラリーからご覧いただくか、写真付き記事はバスマガジンWEBまたはベストカーWEBでご覧ください)

 5月25日の土曜日、やってきたのは愛知県名古屋市にある、あおなみ線小本駅である。ここから歩くこと数分で今回の会場であるジェイアール東海バス・名古屋支店がある。

 日差しが強く暑い日であったが、オープンの30分以上前から熱心なファンが行列を作っていた。筆者もその列に並んで13時のオープンを待った。係員の案内により重厚な門が開くと存在感のある大きなバス3台の出迎えだ。受付で参加料を支払い、早速撮影へ向かう。今回はエアロキングの撮影会である。

 経年で徐々に活躍の場を減らしているエアロキングだが、生産終了年に導入された2010年式で最後にJR東海バスにやってきた3台だ。そして2024年2月末をもって所有している最後の3台744-10991、10992、10993号車が定期運用から外れた。

 ただ744-10991号車は約1年の延長運転が決まり、今後イベントや主催ツアーで乗車できる機会が残ったが、他の2台は6月で完全に引退ということなり、今回はエアロキングを3台が揃う最後の撮影会になった。

 この日は午前と午後に分かれ、午前の部は30名限定で、午後の部は人数制限を設けずに開催された。車内見学やグッズ販売といったイベントも開催された。午後の参加料は300円とかなり良心的である。筆者もこれまで何度となく乗車したエアロキングには思い出もたくさんあるので、こうして揃った形で見ることができたのは感無量だ。