運輸審議会、スプリング・ジャパンの羽田就航「適当」 8/1から“クロネコ貨物機”

AI要約

国土交通大臣の諮問機関である運輸審議会はスプリング・ジャパン(旧春秋航空日本)の羽田空港への運航許可申請について許可することが適当であると答申。

ヤマトホールディングスの“クロネコ貨物機”が羽田空港へ乗り入れることが見込まれる。

深夜早朝帯に羽田-北九州と羽田-札幌(新千歳)の貨物専用便が就航する予定。

運輸審議会、スプリング・ジャパンの羽田就航「適当」 8/1から“クロネコ貨物機”

 国土交通大臣の諮問機関である運輸審議会は6月13日、日本航空(JAL/JL、9201)グループのスプリング・ジャパン(旧春秋航空日本、SJO/IJ)が提出した羽田空港への運航許可申請について、許可することが適当であると国交相に答申した。国土交通省航空局(JCAB)が正式に許可した場合、8月1日からヤマトホールディングス(9064)の“クロネコ貨物機”で羽田へ乗り入れる見通し。

 ヤマトHDは4月11日に、エアバスA321ceo P2F型貨物機による貨物専用便を就航。JALグループが運航・整備を担い、運航などはスプリング・ジャパンが担当する。JCABから就航が許可された場合、羽田-北九州と羽田-札幌(新千歳)の貨物専用便を深夜早朝帯に就航する。

 羽田を含む成田と伊丹、関西、福岡の5空港は、乗り入れに国交相による事前許可を必要な「混雑空港」に指定されている。審議会では許可が適当かを審議する。運輸審議会での審議対象となるのは、混雑空港に乗り入れる国内線のみで、国際線は対象外となる。