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「ギャレスト」好調 プライシングと高品質への支持
ワールド傘下のフィールズインターナショナルが好調なウィメンズブランド「ギャレスト」の成功要因として、プライシングの妙味と商品の品質が挙げられる。
価格設定が魅力的であり、Tシャツやニット、ボトムスなどが手頃な価格で提供されているため、顧客の関心を惹いている。
現在は近鉄百貨店奈良店のみに常設店を構えており、ECやOMO型ショップで展開しているが、今後は東京への出店も視野に入れている。
![「ギャレスト」好調 プライシングと高品質への支持](/img/article/20240610/6666c169313ba.jpg)
ワールド傘下のフィールズインターナショナルが2023年春夏にスタートしたウィメンズブランド「ギャレスト(GALLEST)」が好調だ。5月に東京のアトレ恵比寿で開催したポップアップでは2週間で1100万円を売り上げるなど、スマッシュヒットを飛ばしている。
好調理由はプライシング。Tシャツは5000円台、ニットは8000~1万1000円、ボトムスは9000~1万3000円で価格設定している。同社の百貨店向けブランドの「インディヴィ(INDIVI)」から派生したブランドという背景もあって、「価格と品質のいい意味でのギャップがウケている。商品の値札を見て驚いてくれるお客さまが多い」と中島啓太ギャレスト屋号長は話す。
現在、常設店は近鉄百貨店奈良店の1店のみで、それ以外はEC(ネット通販)やワールドのOMO(オンラインとオフラインの融合)型ショップ「ザ ギャラリー ワールド オンラインストア」で取り扱う。今後は東京への常設店出店も視野に、ポップアップを積極的に開催する計画だ。