東証、午前終値は3万8661円 米重要統計控え様子見、反落

AI要約

東京株式市場の日経平均株価はFRBの利下げ時期を見通すために様子見ムードが強い中、反落した。

外国為替市場での円高ドル安進行や半導体関連株の売りも重しとなり、下げ幅を広げる展開だった。

前日の米国市場の上昇が一部支えとなり、途中上昇場面も見られた。TOPIXも若干の下落を記録した。

 7日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。FRBの利下げ時期を見通すために重要な米経済統計の発表を控え、様子見ムードが強かった。前日の米国市場でダウ工業株30種平均が上昇したのを支えに、上昇に転じる場面もあった。

 午前終値は前日終値比42円47銭安の3万8661円04銭。TOPIXは1.21ポイント安の2756.02。

 朝方は前日終値を挟んで一進一退の展開が続いた。その後は外国為替市場の円高ドル安進行も重荷となり、徐々に下げ幅を広げる展開だった。前日の米市場で主要なハイテク株の値動きが軟調だった流れを受け、半導体関連株の一角が売られたことも重しとなった。