EVにも多様性、ヒョンデの提案は「究極に遊びつくす」 アイオニック5Nが国内販売開始

AI要約

ハイパフォーマンスなEV「アイオニック5 N」の概要と特徴について紹介されている。

日本導入に際し、様々な検証を経て足回りなどが調整されていることや価格設定に関する情報が明らかにされている。

また、ヒョンデ・モビリティ・ラウンジやオリジナルチューニングパーツの展開についても述べられている。

オートバックスセブン代表取締役の堀井氏が登壇し、Nブランド事業戦略や将来展望について語られている。

ヒョンデとのコラボや未来志向の展示スペース、「攻殻機動隊」コラボなどの情報も含まれている。

アイオニック5 Nの購入方法や専用ウェブサイトの案内が記載されている。

EVにも多様性、ヒョンデの提案は「究極に遊びつくす」 アイオニック5Nが国内販売開始

高性能四輪駆動システムをベースに、84.0kWhの高出力バッテリーと、ハイパフォーマンスEVのために開発された熱管理システム(サーキット走行時に一定の温度以上に上がらない)を始めとする専用設計を有する「アイオニック5 N」。

最高出力650psとEVならではの機能性を備えた、ハイパワーだけではないハイパフォーマンスな日常スポーツカーだという。

2015年に誕生したブランド名の「N」とは、同社のグローバルR&Dセンターがある「ナムヤン(南陽)」と、Nモデルの走行性能を評価する技術研究所があるドイツのニュルブルクリンクの頭文字をとったものだ。

日本導入にあたっては首都高やターンパイク、極寒の北海道などで検証を行い、それに合わせて足回りなどを調整。

発表された価格は858万円。650psで1000万円を切ってきたというところに、同社がこのモデルに寄せるブランド牽引力への期待値が感じられる。

この日、ステージには、同社代表取締役CEOのチョ・ウォンサン氏、Nブランド事業戦略チームのパク・ジェイソン氏、同社シニアプロダクトスペシャリストの佐藤健氏と共に、オートバックスセブン代表取締役の堀井勇吾氏が登壇。ヒョンデNの純正チューニングパーツ「Nパフォーマンス・パーツ」を2024年秋から全国のオートバックスで販売予定であることを明らかにした。

また、レーシングドライバー土屋圭市氏が監修するオリジナルのチューニングパーツを開発し、2025年初頭に開催される東京オートサロンでプロトタイプを公開予定だ。

堀井社長によると、ヒョンデの「我々は完成度の高いクルマを作ったが、日本のユーザーに合わせて最後の味付けを一緒にやってくれないか」という言葉に感銘を受けて快諾。EVにおけるチューニングやカスタマイズの知見を高め、今後に生かしていく方針だ。

なお、現在A PIT AUTOBACSの2店舗にヒョンデ・モビリティ・ラウンジ、スーパーオートバックスの7店舗にヒョンデ・コーナーを設置しているが、今後の拡充も視野に入れているという。

また、現在、ヒョンデと「攻殻機動隊 SAC_2045」がコラボを行っており、同社サイトで全編オリジナルストーリーのコラボムービーが2本公開されている。

さらに、SHIBUYA TSUTAYAにはアイオニック5 Nの2台の実車と共に、原寸大のタチコマも展示。両者の未来志向が一致したコラボレーションを楽しめるスペースが設けられている(2024年6月22日終了予定)。

アイオニック5 Nは、専用ウェブサイト(https://www.hyundai.com/jp/ioniq5n)より購入可能だ。