ソフトバンクG株再取得と報道 英紙、米ファンドが3千億円超か

AI要約

米投資ファンドのエリオット・マネジメントが、ソフトバンクグループの株式を再取得し、自社株買いを迫っていることが報じられた。

SBG株は株主還元策強化の期待から買いが集まり、年初来高値を記録した。

SBGは孫正義会長兼社長が主導し、AIなどに強みを持つ新興企業に投資している。

 【ブリュッセル共同】英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は5日、「物言う株主」として知られる米投資ファンドのエリオット・マネジメントが、ソフトバンクグループ(SBG)の株式を再取得したと報じた。保有額は20億ドル(約3100億円)以上で、SBGに2兆円を超える規模の自社株買いを迫っているという。

 5日の東京株式市場では、SBG株は株主還元策が強化されるとの期待から買いが集まり、取引時間中に年初来高値の9572円を付けた。

 SBGは孫正義会長兼社長が経営を主導し、人工知能(AI)などに強みを持つ世界の新興企業に投資している。