〔ロンドン外為〕円、156円台前半(5日正午)

AI要約

ロンドン外国為替市場での円相場は、米長期金利の動向に影響を受け1ドル=156円台前半で推移。

円は海外市場の流れを引き継ぎ軟調に推移し、反動で利益確定売りが出て相場を押し下げたが、米金利上昇の縮小で底堅い展開となった。

対ユーロやポンド、スイス・フランに関しても、円安や円高の動きが見られた。

 【ロンドン時事】5日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、米長期金利の動向を眺めながらの取引となり、1ドル=156円台前半で推移した。正午現在は156円02~12銭と、前日午後4時(154円83~93銭)比1円19銭の円安・ドル高。

 円は、米金利上昇を受けて円が軟調に推移した海外市場の流れを引き継いだ。上昇した前日の反動で利益確定売りも出て、相場を押し下げた。その後は米国での雇用指標発表を控えて動きづらい中、米金利が上げ幅を縮小すると、円は底堅い展開となった。

 対ユーロは1ユーロ=169円58~68銭(前日午後4時は168円45~55銭)と、1円13銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0863~0873ドル(同1.0875~0885ドル)。

 ポンドは1ポンド=1.2767~2777ドル(同1.2774~2784ドル)。スイス・フランは1ドル=0.8919~8929フラン(同0.8899~8909フラン)。