パラマウント、ストリーミングで合弁を検討-コスト削減計画も示す

AI要約

米メディア大手のパラマウント・グローバルは、ストリーミングサービス事業で合弁の選択肢を検討中であり、年間5億ドルのコスト削減計画を発表した。

パラマウントはパートナー候補から多くの関心を集めており、経費削減や海外事業戦略の改善などを計画している。

現在は、映画プロデューサーのデービッド・エリソン氏から提案された買収案を検討するなど、財務改善に努めている。

(ブルームバーグ): 米メディア大手のパラマウント・グローバルは、ストリーミングサービス事業で合弁の選択肢を検討している。自社の売却に向けた準備が進められる中でも、収益性の改善を目指して年間5億ドル(約780億円)のコスト削減に向けた計画の概要も明らかにした。

同社はこれまでにストリーミング事業の「パラマウントプラス(Paramount +)」に対してパートナー候補から「非常に多くの関心」を得ている。共同最高経営責任者(CEO)3人で構成されるリーダーシップチームが4日の年次株主総会で明らかにした。さまざまな話し合いが継続する中で、経費削減や海外事業戦略の改善などに加え、負債の支払いも計画しているという。

パラマウントのシャリー・レッドストーン会長は現在、映画プロデューサーのデービッド・エリソン氏から提示された買収案の検討を進めている。

レッドストーン氏は株主総会で、経営陣が打ち出した計画が同社の財務改善につながり、作品制作への投資継続を可能にすると考えると説明。「経営陣に対するわれわれの信頼はこのチームが過去数年間に削減された予算で成し遂げられてきたことに起因する」と語った。

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原題:Paramount Seeks Streaming Partner, $500 Million in Cost Cuts (2)(抜粋)

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