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米求人件数、4月は805.9万件に減少 3年超ぶり低水準
4月の雇用動態調査によると、米国の求人件数が3年余りぶりの低水準に減少し、労働市場の状況は緩和していることが示唆された。
エコノミストの予想を下回る結果となった求人件数は、20年3月にピークを迎えた後、現在まで減少傾向にある。
さらに、4月の自発的な離職件数も増加しており、労働市場全体の変化が見られる状況である。
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[4日 ロイター] - 米労働省が4日に発表した4月の雇用動態調査(JOLTS)は、求人件数が29万6000件減の805万9000件と、2021年2月以来3年超ぶりの低水準となった。労働市場を巡る状況が緩和しつつあることを示し、米連邦準備理事会(FRB)のインフレ対策を支援する可能性がある。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は835万5000件だった。
3月分は848万8000件から835万5000件に下方改定された。求人件数は22年3月に1200万件でピークを付けた。
4月の自発的な離職件数は9万8000件増の350万7000件だった。