イタリア製造業PMI、5月は2カ月連続50割れで悪化 生産など減少

AI要約

5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が最低値となり、生産、新規受注、雇用が減少した。

PMIは2カ月連続で50を下回る結果となり、予想を下回る悪化が見られた。

雇用指数、生産指数、新規受注指数は全て低下し、景気の先行きに不安が広がっている。

[ローマ 3日 ロイター] - HCOBグローバルがまとめた5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は好不況の分かれ目である50を2カ月連続で下回り、今年最低となった。生産、新規受注、雇用が減少した。

PMIは47.3から45.6に低下。ロイターがまとめた予想中央値では48.0への持ち直しが見込まれていたが、予想外に悪化した。

雇用指数は51.3から48.7に低下。HCOBのエコノミスト、タリク・カマル・チョードリー氏は、退職、レイオフ、契約不更新を反映したと指摘した。

生産指数は47.5から46.8に、新規受注指数は45.5から42.3に低下した。