北朝鮮ハッキング組織、韓国軍関係者300人のEメールをハッキング…「警察が捜査中」

AI要約

北朝鮮ハッキング組織が韓国軍関係者の個人メールをハッキングしたことが把握される。

被害規模は高位職、現役、予備役の200人以上に達し、関連ハッキング組織による情報盗み出しが過去にもあった。

警察と国防部が捜査とセキュリティ対策に取り組んでいるという。

北朝鮮ハッキング組織、韓国軍関係者300人のEメールをハッキング…「警察が捜査中」

北朝鮮のハッキング組織が韓国軍の関係者およそ300人の個人のEメールをハッキングしたことが把握された。

警察によると、警察庁安保捜査局は軍関係者の個人メールハッキング被害を把握、捜査中だ。

情報筋によると、被害規模は高位職の場合10人ほどで、現役が約200人、予備役が約100人という。

これに先立ち韓国裁判所の内部ネットワークをハッキングしたラザルスを含め、アンダリエル、キムスキーの3つの北朝鮮ハッキング組織は韓国防衛企業およそ10社の情報を盗み出したことが確認されていた。今回の被害もこれと関係があると推定される。

警察関係者は「捜査が進行中であり、具体的なハッキング手法や被害規模を明らかにするのは難しい」と話した。

国防部は「警察の調査に協力している」とし「被害当事者に個人メールのセキュリティー措置を強化するよう通知した」と伝えた。