外務省、暴動続くニューカレドニアの危険レベルを2に引き上げ 渡航自粛求める

AI要約

日本政府は、南太平洋のフランス領ニューカレドニアで暴動が続いているため、危険レベルを引き上げ渡航自粛を求めました。

ニューカレドニアでは独立派による抗議活動が激化し、道路封鎖や放火、略奪などが相次いでいます。

18日には銃撃事件が発生し、フランス系住民1人が犠牲になるなど、混乱が続いています。

 日本政府は、暴動が続く南太平洋のフランス領ニューカレドニアの危険レベルを引き上げ渡航自粛を求めました。

 外務省は20日、南太平洋のニューカレドニアの危険情報を更新し、危険レベルを不要不急の渡航を控えるよう呼びかけるレベル2に引き上げました。

 ニューカレドニアでは独立派による抗議活動が過激化し、中心都市ヌメアなどでは道路の封鎖や商店などへの放火や略奪が相次いでいます。すでに滞在中の邦人に対しては「最新の情報に注意を払い、自身の安全確保に努めるよう」呼びかけています。

 ニューカレドニアでは18日、銃撃事件があり、フランス系住民1人が死亡し死者数は6人に上っています。フランス政府はニューカレドニア全土に非常事態宣言を出し、憲兵や警察の数を増やすなどして治安の回復にあたっています。(ANNニュース)