アフガンでまた洪水、66人死亡 

AI要約

アフガニスタン北部で大雨による洪水が発生し、66人が死亡。ファルヤブ州では多数の地区で被害が発生し、1500棟以上の民家が浸水。さらに400ヘクタール以上の農地が冠水し、数百頭の家畜が死亡。

バグラン州でも300人以上の死者が出るなど各地で洪水被害が相次いでいる。西部ゴール州では土石流も発生し、55人が死亡。

アフガン各地で洪水に見舞われ、被害が拡大している状況にある。

【AFP=時事】大雨が続くアフガニスタン北部で新たに洪水が発生し、66人が死亡した。当局が19日、発表した。

 北部ファルヤブ(Faryab)州の知事は、18日夜に複数の地区で大規模な洪水が発生し、66人が死亡したと発表。少なくとも5人が負傷したほか、行方不明者もいるという。

 1500棟超の民家が浸水し、400ヘクタール超の農地が冠水。家畜も数百頭が死んだ。

 アフガン各地は数週間にわたり洪水に見舞われており、国連(UN)の世界食糧計画(WFP)などによると、北部バグラン(Baghlan)州では今月上旬に300人以上が死亡した。

 西部ゴール(Ghor)州では土石流が発生。州当局によると、19日時点で死者は55人に上っている。【翻訳編集】 AFPBB News