飢えたクマが民家を「襲撃」…玄関を壊して押し入ってこようとする「恐怖の瞬間」を、女性が家の中から撮影(米)

AI要約

アラスカ州でクマが住宅の玄関ポーチの柵を壊して屋内に侵入しようとする恐ろしい瞬間が撮影され、TikTokで拡散している。

クマは好奇心旺盛で賢く、危険な場合もあるが、人間との接触は稀であるという。

クマを避け、驚かせないようにすることが重要であり、投稿者もクマについての心配が続いている。

飢えたクマが民家を「襲撃」…玄関を壊して押し入ってこようとする「恐怖の瞬間」を、女性が家の中から撮影(米)

米アラスカ州で、クマが住宅の玄関ポーチの柵を激しく押し、破壊して屋内に押し入ろうとしている恐ろしい場面が動画で撮影され、TikTokで拡散している。この恐怖の瞬間を撮影したのは、アラスカ在住で夫と子供がいるというユーザー、@kara_cleanwithmeだ。動画は9月12日に投稿されて以来、69万回以上再生されている。

キャプションには、「これまでで一番クマとの距離が近い!」と書かれている。

動画では、森の中にある家の窓のすぐ外にクマがいる。クマはポーチの手すりの横に立ち、それを壊そうとするように体全体でポーチを押している。「アラスカに引っ越して1週間も経たないうちに、クマがポーチに侵入しようとした」と書かれている。

その後、クマを追い払おうと家の中から窓を叩く人の手が映る。クマは手すりに最後の一突きをしてから前足を下ろすと、家から離れ、森の方へ歩いていった。

アラスカ州漁業狩猟局(ADF&G)は、「クマは好奇心旺盛で賢く、人間を避けたり無視したりする傾向があるが、危険な場合もある」と述べている。「しかし、クマを見かける人は驚くほど少なく、その中でクマに脅かされる人はほんのわずかだ」

ADF&Gは、クマを見かけたら避け、クマにあなたを避ける機会を与えるべきだと忠告している。しかし、決してクマを驚かせるようなことはせず、音を立てたり話したりして、あなたがそこにいることを常にクマに知らせ、あなたが人間であることを認識させるべきだ。

■「飢えたクマは怖い。彼らは境界線を押し広げる」

「クマがあなたの正体を見分けられない場合、見たり匂いを嗅いだりするために、近づいたり後ろ足で立ったりすることがある。クマが立ち上がるのはたいてい好奇心からで、威嚇しているわけではない」とADF&Gは指摘する。

TikTokのユーザーたちは今回撮影されたクマに動揺し、投稿者だけでなくクマに対しても心配の声が上がっている。

「飢えたクマは怖い。彼らは境界線を押し広げる」とあるユーザーがコメントすると、動画の投稿者は「確かに怖かった!」と返した。

「クマは少し飢えているように見える。彼が無事だといいけど」「可哀想に、彼は食べ物が欲しかっただけ。飢えているようだ」という意見もある。

■クマを目撃した後しばらくは怯えて暮らした

「アラスカのクマは、冬の状況にもよるが、晩春に痩せて空腹の状態で穴から出てくることがある」と別のユーザーは指摘した。

「皆さんは栄養失調のクマを見たら地元の野生動物局に報告する?」という質問が上がると、動画の投稿者は「当局から、このクマを監視していると聞いた」と返した。

「これを見たら、私だったら外に出れない」とのコメントに対しては、「この後しばらくビクビクした」と動画の投稿者は答えた。

あるユーザーは、「このクマは背が高い! 私が住んでいるミシガン州では、小さなツキノワグマしかいないので、クマは小さいと思うようになっていた」と述べた。動画の投稿者は、「このクマはまだ大人ではないのに、すでに大きかった!」と返信している。