米国の11歳逮捕、手錠姿も公開 中学で銃乱射予告の疑い

AI要約

米南部フロリダ州の中学校での銃乱射を予告した11歳の男子生徒が逮捕された。保安官事務所が犯行予告のいたずらを警告するために、公開した情報が物議を醸しつつある。

逮捕された生徒は「冗談だった」と主張しているが、保安官は今後も未成年者の顔写真を公開する考えを示している。

保安官事務所は逮捕時の映像をフェイスブックで投稿し、警告の一環として保護者に対処を促している。

 【ニューオーリンズ共同】米南部フロリダ州ボルシア郡の保安官事務所は16日、中学校での銃乱射を予告した疑いで、11歳の男子生徒を逮捕したと発表し、氏名と顔写真、手錠姿の映像を公開した。若者による犯行予告のいたずらが頻発する中、保護者への警告が目的だが、過激な手法が物議を醸しそうだ。

 生徒は「冗談だった」と話しているという。チットウッド保安官は「親が教育しないならば、私がやる」と述べ、今後も未成年者の顔写真を公開すると強調した。

 保安官事務所はフェイスブックで、後ろ手に手錠をかけられた生徒が建物内に連行され、足にも拘束器具をかけられる映像を投稿した。