ベネチア国際映画祭、レッドカーペットにA・ジョリー登場

AI要約

第81回ベネチア国際映画祭で伝記映画『Maria』がプレミア上映され、アンジェリーナ・ジョリーが登壇した。

ジョリーはカラスの苦悩に満ちた晩年を描く本作について、ファンやオペラ愛好家の評価を気にしていると述べた。

映画を通じてカラスを尊重し、傷つけることを避けたいと語った。

【9月1日 AFP】第81回ベネチア国際映画祭(Venice International Film Festival)で8月29日、伝説的オペラ歌手マリア・カラス(Maria Callas)の伝記映画『Maria』(原題)がプレミア上映され、チリ出身のパブロ・ラライン (Pablo Larrain)監督や主演の米俳優アンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)らがレッドカーペットに登場した。

 ジョリーは上映前の会見で、世界的名声を得たカラスの苦悩に満ちた人生の晩年を描く本作が成功するかどうかは「マリア・カラスのファンとオペラ愛好家の評価による」とした上で、「彼らを失望させることが最も恐ろしい」と話した。

 また、この映画を通じて「(カラスを)本当に大切に思うようになり、彼女を傷つけるようなことはしたくないと感じた」とも述べた。(c)AFPBB News