クロアチア海辺の町で山火事 100人規模の消防が延焼阻止  

AI要約

クロアチアのスプリトで発生した山火事が住宅地に迫り、100人以上の消防隊員が徹夜で消火活動を行い、状況は改善された。

火は住宅の近くまで迫ったが、消防隊員の到着により延焼を阻止。一部の住民が避難を余儀なくされた。

強風の影響で再燃の可能性もあるが、クロアチアの消防隊や空軍が対応しており、朝には空からの支援が期待されている。

クロアチア海辺の町で山火事 100人規模の消防が延焼阻止  

スプリト、クロアチア、8月28日 (AP) ― クロアチアのダルマチア海岸の町スプリトで8月26日夜、山火事が発生し、強風であおられた火が住宅地に迫っていたが、100人以上の消防隊員による徹夜の消火活動の結果、状況は"改善"されたという。

 地元消防によると、火は住宅の近くまで迫っていたが、消防隊員の到着が間に合い、それ以上の延焼は阻止できた。数軒が避難を余儀なくされたという。

 100人規模の消防隊と2機の飛行機がなんとか延焼を食い止めたが、強風で再び炎上する可能性がある。

 クロアチアの空軍が空からの消火活動に当たっているが、夜間は活動できないため、朝には空からの支援が期待される。 

アドリア海沿岸では7月、数週間続いた干ばつと高温、さらに強風にあおられて数カ所で山火事が発生したが、消防はなんとか延焼を食い止めることに成功した。

 バルカン半島では数週間にわたって一滴の雨も降らず、7月と8月の気温が非常に高かったことが、森林火災多発の一因とみられている。

 

(日本語翻訳・編集 アフロ)