ロシアのショイグ国防相退任、後任は異例の経済専門家・ベロウソフ氏…参謀総長や外相は留任へ

AI要約

ロシアのプーチン大統領は内閣改造で国防相を交代させる異例の人事を提案した。経済政策を担当してきたアンドレイ・ベロウソフ氏を新国防相に任命する計画で、安全保障会議書記にはセルゲイ・ショイグ氏が就任する。

ショイグ氏はウクライナ侵略における露軍の失敗や汚職疑惑に直面し、国防相としての影響力が低下していた。一方、ベロウソフ氏は経済政策でプーチン氏の信頼を勝ち得ており、対露制裁や国内経済の安定化に取り組んできた。

他の重要人事として、ゲラシモフ参謀総長やラブロフ外相の留任が見込まれており、パトルシェフ氏の処遇についても近日中に発表される予定だ。