![](/img/media/664e856065e07.jpg)
バルコニーの部屋、来週一般初公開 英バッキンガム宮殿
バッキンガム宮殿のバルコニーに隣接する部屋が初めて一般公開される。
これまでバルコニーは主要行事で使われてきたが、公開されることはなかった。
ガイドツアーのチケットは数時間で完売し、バルコニーを室内から見下ろすことができる。
【AFP=時事】英国の王室メンバーが主要行事の際に姿を見せるバッキンガム宮殿(Buckingham Palace)のバルコニー。そのバルコニーに隣接する部屋が来週、初めて一般公開される。
戴冠式や結婚式などの歴史的な節目では、いつもこのバルコニーが使われてきた。最近では、チャールズ国王が自身の誕生日パレードの後、ウィリアム皇太子夫妻ら王室メンバーとともにその姿をバルコニーに見せた。
しかし、これまでは写真などを通じてその様子が伝えられるのみで、実際に公開されることは一度もなかった。
来週からの一般公開は、宮殿東棟のガイドツアーの一環。東棟の一般公開自体、175年前の完成後初となる。
ガイドツアーのチケットは4月に販売され、用意された6000枚近くが販売開始から数時間以内に完売した。
見学中、実際にバルコニーに出ることはできないが、トラファルガー広場(Trafalgar Square)へとつながる宮殿前の通りを室内から見下ろすことはできる。【翻訳編集】 AFPBB News