バルコニーの部屋、来週一般初公開 英バッキンガム宮殿

AI要約

バッキンガム宮殿のバルコニーに隣接する部屋が初めて一般公開される。

これまでバルコニーは主要行事で使われてきたが、公開されることはなかった。

ガイドツアーのチケットは数時間で完売し、バルコニーを室内から見下ろすことができる。

【AFP=時事】英国の王室メンバーが主要行事の際に姿を見せるバッキンガム宮殿(Buckingham Palace)のバルコニー。そのバルコニーに隣接する部屋が来週、初めて一般公開される。

 戴冠式や結婚式などの歴史的な節目では、いつもこのバルコニーが使われてきた。最近では、チャールズ国王が自身の誕生日パレードの後、ウィリアム皇太子夫妻ら王室メンバーとともにその姿をバルコニーに見せた。

 しかし、これまでは写真などを通じてその様子が伝えられるのみで、実際に公開されることは一度もなかった。

 来週からの一般公開は、宮殿東棟のガイドツアーの一環。東棟の一般公開自体、175年前の完成後初となる。

 ガイドツアーのチケットは4月に販売され、用意された6000枚近くが販売開始から数時間以内に完売した。

 見学中、実際にバルコニーに出ることはできないが、トラファルガー広場(Trafalgar Square)へとつながる宮殿前の通りを室内から見下ろすことはできる。【翻訳編集】 AFPBB News