全米で「ヒートドーム」による酷暑 ラスベガスでは連日45度超 回転式の橋が動かなくなる事態も

AI要約

全米各地で熱波が続く中、ラスベガスでは史上最高の気温が観測され、50カ所以上のクーリングセンターが開設されている。

デスバレーでは過酷な気象条件によりツーリストが熱中症で死亡し、ニューヨークでは橋が熱で動かなくなり、放水措置をとる事態が発生した。

ヒートドームによる酷暑の影響が各地で顕著に表れ、暑さによる健康被害や交通障害が深刻化している。

全米で「ヒートドーム」による酷暑 ラスベガスでは連日45度超 回転式の橋が動かなくなる事態も

 一方、全米各地では大気中の熱が閉じ込められる「ヒートドーム」による酷暑が広がっています。ラスベガスでは最高気温が連日45度を超え、ニューヨークでは熱さで橋が動かなくなりました。

 ラスベガスでは7日、観測史上最高の48.3度を記録しました。地元自治体は熱中症を防ぐため、無料で涼めるクーリングセンターを50カ所以上設置しています。

 近くのデスバレーでは最高気温が53度を超え、ツーリング客が熱中症で死亡しました。

 一方、ニューヨークでは回転式の橋が膨張して接続できなくなり、通行がストップしました。膨張した鋼材を冷やすため放水を続け、その後通行可能になりましたが一時、大規模な交通渋滞が発生しました。(ANNニュース)