バイデン氏「どこにも行かない」、選挙戦撤退改めて退け

AI要約

バイデン米大統領は大統領選への撤退を否定し、自身が最善の候補者であると確信していると表明。

フランス国民議会総選挙の結果から、民主党は過激主義を拒否するだろうと述べた。

バイデン氏は民主党員に団結を呼びかけ、共通の目標はトランプ氏を倒すことだと強調。

バイデン氏「どこにも行かない」、選挙戦撤退改めて退け

[ワシントン 8日 ロイター] - バイデン米大統領は8日、11月の米大統領選における民主党候補として自身が平均的な有権者からなお望まれていると確信しているとし、大統領選から撤退しないと表明した。

MSNBCで「私はどこにも行かない」とし、撤退を求める者は8月の民主党候補を指名する同党の全国大会で「私に挑戦する」よう求めた。

また主要な報道機関や評論家からの撤退を求める声については「気にしない」とし、自身が「トランプ氏に勝てる最善の候補者だと絶対的に信じていなかったら、出馬していない」と強調した。

7日投開票されたフランス国民議会(下院、577議席)総選挙の決選投票で、事前予想に反し、左派連合が極右を抑えて最大勢力になる見通しとなったことに言及し、「フランスは過激主義を拒否した。米国でも民主党は過激主義を拒否するだろう」と述べた。

これとは別に、バイデン氏は民主党員に宛てた書簡で、懸念されているのは認識しているが、今は団結すべき時と言及。「今後どのように進むべきかという問題は、すでに1週間以上にわたって議論されてきた。そして、それを終わらせる時が来た。われわれの仕事は1つ。それはトランプ氏を倒すことだ」とした。