《ブラジル》放送大学がモニター募集中 在外者向けサービス拡充検討

AI要約

日本の放送大学が日本国外に住む人々へのサービス拡充を検討中で、海外在住者向けにモニター調査を実施することを発表した。

モニター調査では、放送授業・オンライン授業の受講が可能であり、日本語アカデミックライティングやがんを知るなど様々な授業が用意されている。

調査人数は50人程度で、入学料・授業料・教材費用は大学が負担。海外在住の方々からの積極的な参加を呼びかけている。

 日本の放送大学は現在、日本国外に住む人々へのサービス拡充を検討中だ。海外在住者の学びの機会を増やすという観点からの取り組みだ。その一環で同大学海外受講モニター調査チームは、海外から放送大学の授業を受けるのに、どのような課題があるかのモニター調査を実施した。それを引き続き2024年度第2学期も実施することになり、モニターを募集中だ。

 調査期間は10月1日から来年3月31日まで。放送授業・オンライン授業それぞれ1科目ずつ受講可。日本語で学術的な文章を書くために何が必要か、それはどのようなプロセスであるかを具体的に説く「日本語アカデミックライティング」、自分や家族、身近な人ががんにかかったときにどうすればよいか、がんという病気、原因、予防や治療の概要を学ぶ「がんを知る」など様々な授業がある。

 調査人数は50人程度、入学料・授業料・教材発送費用等は同大学が負担。ただし教材受け取りにかかる費用(関税等)が生じた場合はモニターが負担する。詳細は同大学ウェブサイト「海外受講モニター調査・モニター募集のお知らせ」(https://www.ouj.ac.jp/about/international/)に掲載されている。

 同調査チームは「今回のモニター調査では、邦人の方に限らず、広く海外在住の方に参加いただきたいと考えております。大学レベルの学習が可能な日本語能力をお持ちの現地在住の方にも、お知らせいただければ幸甚です。知り合いの方への拡散も、ぜひお願いいたします」と呼びかけている。問い合わせは同モニター調査チームメール(zaigai-info@ouj.ac.jp)まで。