6月の輸入車登録5.4%減 エコカーは好調続く

AI要約

6月の輸入乗用車の新車登録台数が5.4%減少したものの、ハイブリッド車と電気自動車が好調であることが明らかになった。

メルセデス・ベンツが登録台数で1位となり、HVが燃料別で最も多く、EVもガソリン車を上回る一方で、欧州車が地域別の登録台数で最も多いことがわかった。

ベストセラーモデルはテスラの「モデルY」で、欧州車、米国車、日本車それぞれのシェアも示された。

6月の輸入車登録5.4%減 エコカーは好調続く

【ソウル聯合ニュース】韓国輸入自動車協会(KAIDA)は3日、6月の輸入乗用車の新車登録台数は2万5300台で、前年同月比5.4%減少したと発表した。前月比では4.5%増。ハイブリッド車(HV)と電気自動車(EV)の好調が続いている。

 ブランド別の登録台数をみると、メルセデス・ベンツ(6661台)がBMW(6172台)を抑えて1位となった。次いでテスラ(5293台)、ボルボ(1452台)、レクサス(1047台)、アウディ(902台)、ミニ(746台)、トヨタ(660台)などと続いた。

 燃料別の登録台数はHVが1万1504台で最も多かった。次いでEV(7240台)、ガソリン車(5266台)、ディーゼル車(793台)、プラグインハイブリッド車(PHV、497台)の順だった。

 HVの登録台数はガソリン車の2倍近くに上り、EVもガソリン車を上回り、輸入車市場でエコカーの好調が続いている。

 ベストセラーモデルはテスラの「モデルY」(3404台)で、「モデル3」(1753台)、ベンツ「E200」(1111台)、BMW「520」(1049台)と続いた。

 地域別の登録台数は欧州車が1万7244台でシェア68.2%、米国車が6119台で24.2%となった。日本車は1937台(7.7%)だった。