「え?こんな近くに?」クマが隣に引っ越してきた...「アパート高いもんね」とネット同情

AI要約

ノースカロライナ州の女性が自宅の近くでヒグマを発見し、TikTokに投稿した動画が話題になっている。

動画ではクマが木の下にベッドを作る様子が捉えられており、注意が必要な事例である。

クマに遭遇した場合の対処法や注意事項についての一般的な情報がまとめられている。

「え?こんな近くに?」クマが隣に引っ越してきた...「アパート高いもんね」とネット同情

自宅からわずか3メートルの場所に落ち着いたのは、思いもよらない住人だった――。ノースカロライナ州の女性が投稿した新しい「お隣さん」の動画がネットを沸かせている。

動画は6月20日にTikTokに掲載された。投稿者の@lindsay.eagerが「木の下に穴を掘ってるわ!」と紹介した動画に映るのは大きなヒグマ。

クマは木の根元に掘った穴の中でリラックスした様子だったが、安心して見ているにはやや距離が近すぎた。

「オーマイガー、彼ベッドメイキングしてる! うちの木の下にベッドを作るなんて。しかもうちの裏口のすぐそば、あんな所に」と穴の居心地を良くしようとするクマを見て、女性は語る。

動画には「自分が家に入るために使うドアから3メートルの場所で、彼らが新しい『おうち』に落ち着いたと知った瞬間」という説明が添えられている。

クマが人を襲うことは稀だが、全くないわけではないので注意が必要だ。医療情報サイトWebMDに掲載された論文によると、クマが自分に気付いて興味を持ったように見えた場合でも、状況を落ち着かせるためにできることはある。

まずは冷静さを保つこと。走って逃げてはいけない。そうすればクマに獲物だと思われる。グループの場合は全員で1ヵ所に集まり、小さな子供は抱き上げること。

あなたは人間なのだと分からせるため、クマに穏やかに話しかけてみてもいい。ゆっくりと後ずさりして、不要な刺激を与えないよう努める。

「もしもクマが近づいてきたら、両腕を頭上で広げて自分をできる限り大きく見せ、大きな物音を立てるように」と、WebMDでは説明されている。

クマが襲いかかってきた場合、クマ撃退スプレーを持っていれば(そして使い方を知っていれば)使用して撃退する。

@lindsay.eagerの動画はたちまちTikTokで話題になり、これまでに100万回再生されて、8万7100件の「いいね」が付いた。

ユーザーからは「全員がクマの味方!!!!  引っ越してくるのにちょうど良さそうだもの」(Tracy Rabbit)、「最近はアパートの値段が高いからね」(Sofragile7)、「悪いけど『私たちは共存できる』って言うかな。自分だったら別のドアを使う」(DragonflysMoon)などのコメントが寄せられている。

本誌は@lindsay.eagerにTikTok経由でコメントを求めているが、この「事件」の詳細は確認できなかった。

(翻訳:鈴木聖子)