独VW、米EV新興に出資 8000億円、合弁も

AI要約

ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が、米電気自動車新興のリビアン・オートモーティブに最大50億ドルの出資を行うことを発表。

VWとリビアンは合弁事業を立ち上げ、次世代EVや車載ソフトウェアの共同開発を行う。

リビアンはEVピックアップトラックやSUVを手掛け、VWからの出資を受けて財務基盤を強化し、新型車の開発資金を確保する。

 【ニューヨーク時事】ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は25日、米電気自動車(EV)新興のリビアン・オートモーティブに最大50億ドル(約8000億円)出資すると発表した。

 合弁事業を立ち上げ、次世代EVや重要性が高まっている車載ソフトウエアを共同開発する。

 2009年創業のリビアンは、EVのピックアップトラックやスポーツ用多目的車(SUV)を手掛け、EV新興勢が市場減速の逆風を受ける中、比較的健闘している。ただ、業績は黒字化できておらず、VWからの出資により財務基盤を強化し、新型車の開発資金を確保する。