米、ロシア軍の印刷所砲撃非難 ウクライナで教科書支援

AI要約

サリバン米大統領補佐官は、ロシア軍によるウクライナの印刷所砲撃を非難し、教科書の印刷を妨害したことを明らかにした。

砲撃による火災で従業員7人が死亡し、5万冊の児童書などが燃えたと報告されている。

米国際開発局を通じて、サリバン氏はウクライナで印刷所支援を行い、教科書1万2千校以上に配布する計画だ。

 【ワシントン共同】サリバン米大統領補佐官は24日、ロシア軍がウクライナ東部ハリコフの印刷所を砲撃し、本や教科書の印刷を妨げたとして非難する声明を発表した。小学校の教科書300万冊以上の印刷を支援すると明らかにした。5月23日の砲撃では大規模な火災が起き、従業員7人が死亡。児童書なども含め5万冊が燃えた。

 サリバン氏は、印刷所が教科書を含む多くの書籍を印刷していたとし「ロシアはウクライナの教育システムも破壊している」と批判した。米国際開発局(USAID)を通じてウクライナで印刷を支援する教科書は、1万2千校以上に配布されるという。