選挙日程知りつつ賭け? 劣勢の党にまた打撃 英総選挙めぐり

AI要約

スナク英首相によるサプライズ発表された総選挙に、選挙の実施日を知っていた保守党関係者が金銭を賭けていた疑惑が浮上。

支持率が上がらない保守党にとって、これはさらなる打撃となっている。

選挙の実施日や賭け金の詳細など、具体的な状況が明らかになってきている。

選挙日程知りつつ賭け? 劣勢の党にまた打撃 英総選挙めぐり

 スナク英首相によってサプライズ発表された総選挙をめぐり、複数の保守党関係者に、事前に選挙の実施日を知りながら「選挙日予想」に金銭を賭けていた疑惑が浮上している。選挙戦が後半に差し掛かっても支持率が上がらない保守党にとって、さらなる打撃となっている。

 スナク氏は5月22日、総選挙の日時を7月4日と発表。長らく秋の実施が濃厚とみられており、多くの国民にとっては「サプライズ」になった。ただ、スナク氏や周辺は、発表の数カ月前からこれを検討していたとされる。

 公共放送BBCやガーディアン紙によると、これまでに明らかになっている調査対象者は3人。1人は選挙の候補者で、発表3日前に100ポンド(約2万円)を賭けていた。倍率は5倍だったという。