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ギリシャで米国人とフランス人2人が依然不明、捜索続く
ギリシャで行方不明となった米国人男性とフランス人女性たちの捜索が続いている。 具体的な捜索状況や事件の背景が明かされている。
暑さやハイキング中の行方不明者など、猛暑による観光客の不慮の事故が続いているギリシャの島々の現状。
過去に続く事例を挙げつつ、今年もまたギリシャの島々で行方不明や死亡事例が相次いでいる。
![ギリシャで米国人とフランス人2人が依然不明、捜索続く](/img/article/20240618/66710b8ea6ab5.jpg)
(CNN) ギリシャで今月、相次いで行方不明になった米国人の男性1人とフランス人女性2人は依然として見つからず、警察が捜索を続けている。警察の報道官が17日、CNNに語った。
現地の警察責任者によると、米国人のアルバート・カリペットさん(59)は11日、一人で滞在していたアモルゴス島で姿を消した。現地は当時、40度の暑さだった。
警察は現在、島に設けられた15のハイキングコースを集中的に捜している。
フランス人の2人は64歳と73歳の女性。キクラデス諸島のシキノス島で、散歩に出たまま行方が分からなくなった。2人が歩いたルートや目的地は特定されていない。
一方の女性が宿泊先に助けを求めるメッセージを送り、受け取った担当者が通報した。
ギリシャの島々ではこのところ猛暑が続き、観光客が散歩に出て行方不明になったり、死亡したりするケースが相次いでいる。
シミ島では5日、英国のメディアで「断食ダイエット」を提唱したマイケル・モズリー博士が散歩に出たまま行方不明になり、9日に遺体が見つかった。
コルフ島の西側に位置する小さな島、マトラキ島では16日、55歳の米国人観光客の遺体が発見された。警察は17日、死因を判定するために検視が予定されていると述べた。
サモス島では15日、オランダ人観光客の男性(74)が谷底でうつ伏せになって死亡しているのを、消防当局のドローン(無人機)が発見した。男性は6日前、猛暑の中で近くをよろよろと歩く姿が目撃されていた。