中国に派遣の米大学講師４人が「重大事案」で負傷、刃物襲撃か
AI要約
米アイオワ州の私立大学、コーネル・カレッジから中国の大学へ派遣されていた講師4人が重大な事件で負傷した。
負傷した講師たちは提携プログラムの一環で公園を訪れており、現地の大学との関係性が明らかになった。
刃物で刺されたという事件について、米国務省やアイオワ州当局が対応に努めている。
（ＣＮＮ） 米アイオワ州の私立大学、コーネル・カレッジは１０日、同大学から中国の大学へ派遣されている講師４人が同日、「重大事案」で負傷したと発表した。
コーネル・カレッジの学長が大学関係者向けの発表で説明したところによると、４人は現地の大学との提携プログラムの一環として講義を担当。この日は、先方の教員１人とともに公園を訪れていた。
学長は提携先の名前を明言しなかったが、同大学の報道担当者は現場が吉林市だったことを確認した。学生は参加していなかったという。
アイオワ州選出のヒンソン下院議員はＸ（旧ツイッター）に、４人が「残忍に刃物で刺された」と投稿し、コーネル・カレッジと協力して安全な帰還に向け全力を尽くしていると述べた。
米国務省の報道官は、中国で刃物事件が起きたことを認識し、事態を注視していると述べた。
アイオワ州のレイノルズ知事も連邦、州当局と連携して対応に努めていると語った。
