サウジアラムコ株追加売り出し価格、仮条件の下限近くに 112億ドル調達
AI要約
サウジアラムコが追加株式をディスカウント価格で売り出し、１１２億ドル余りを調達する見込み。
需要は予想以上に強く、募集枠の４─５倍の応募があった。
海外からの需要が増加し、２０１９年のＩＰＯ時を上回った。
Maha El Dahan Hadeel Al Sayegh Yousef Saba
［ドバイ ７日 ロイター］ - サウジアラビア国有石油会社サウジアラムコは、株式の追加売り出し価格が１株＝２７．２５リヤル（７．２７ドル）と仮条件の２６．７─２９リヤルの下限近くに決定したと明らかにした。６日終値に対して４％近いディスカウントとなる。
サウジアラビア政府は約１５億４５００万株、０．６４％相当を放出し１１２億ドル余りを調達する見込み。「グリーンシュー・オプション」を行使すると、調達総額も１２３億６０００万ドルになる。
関係者によると、募集枠の４─５倍の応募があった。海外からの需要が予想以上に強く、２０１９年の新規株式公開（ＩＰＯ）時を上回ったという。
