マカオ、消防士の男が元交際相手宅から現金盗みカジノで使い果たす
AI要約
マカオで元交際相手宅から現金を盗んだ40代の消防士が逮捕された。
男は元交際相手の女性宅から10万香港ドルを盗んだ後、全額カジノで使い果たしたと自供した。
消防局は調査手続きを開始し、規律違反が認められれば法的措置を取ると声明。
マカオ司法警察局は5月31日、元交際相手宅から現金を盗んだとして40代の消防士の男を逮捕したと発表。
同局によれば、同月27日に元交際相手の男に自宅から現金を盗まれたとする女性からの通報があったとのこと。両者は前月（4月）交際関係を解消したが、その後も男が女性宅の合鍵を所持しており、男が代理受領した小包を届けるため26日に女性宅を訪れた際、無人だったことからベッド脇の棚の中にあった現金10万香港ドル（日本円換算：約200万円）を盗んで立ち去り、女性は27日にスマートフォンのメッセンジャーアプリを通じて男から現金を盗んだことを告げられたという。
容疑者は通報後すぐに逮捕され、同局の調べに対して盗んだカネの行方について、すべてカジノで使い離したと供述。同局では男を加重窃盗罪で検察院送致するとした。
なお、マカオでは公務員のカジノエリアへの入場が一部の例外を除いて禁じられている。
消防局は31日に声明を発出し、同局として本件に大きな関心を抱き、またたいへん遺憾に思うとした上、すでに当該消防士の調査手続きに着手しており、規律違反が認められた場合には法律に基づいて責任追及が行われるとした。
