# 除去技術

PFAS除去技術「効果あるが課題も」 環境省が実験結果を初報告
2024.08.01

PFAS除去技術「効果あるが課題も」 環境省が実験結果を初報告

 健康への影響が懸念されている有機フッ素化合物(PFAS(ピーファス))について、環境省は1日、地下水に残ったPFASを取り除く技術の実証実験の結果を、初めて示した。効果は確認できたものの、費用などの課題が浮き彫りになった。同省は同日に専門家会議を開き、引き続き知見の収集を進める方針も決めた。

宇宙ごみの全体撮影に成功 アストロスケール実証衛星
2024.07.30

宇宙ごみの全体撮影に成功 アストロスケール実証衛星

 日本の宇宙企業アストロスケールは30日、宇宙ごみ除去技術を確立するための実証衛星「ADRAS―J」(アドラスJ)が、高速で宇宙空間を漂うロケット残骸をさまざまな方向から撮影した連続写真を公開した。残骸から約50メートルの距離を保ちながら周辺を回り、これまでの観測では見えなかった裏側など全体の

政府、地雷対策でウクライナ支援へ…内戦の地雷処理で経験豊富なカンボジアと協力
2024.07.05

政府、地雷対策でウクライナ支援へ…内戦の地雷処理で経験豊富なカンボジアと協力

 政府がカンボジアと協力し、地雷被害に苦しむウクライナなどの国々への総合的な支援策を打ち出す方針を固めたことが分かった。日本の援助でカンボジアが培ってきた地雷対策の知見も生かす仕組みとなる。 上川外相がカンボジアを訪問し、6日に発表する予定だ。主に、〈1〉地雷のリスクを回避するた

CO2除去ビジネスの成功に懸ける米テック大手の目利きは確かか?
2024.06.25

CO2除去ビジネスの成功に懸ける米テック大手の目利きは確かか?

マイクロソフトやセールスフォースなどテック大手は6月18日、気候変動対策として、大気中から二酸化炭素(CO2)を直接除去するさまざまな試みに、追加で資金を注ぎ込むことを発表した。【ジェフ・ヤング】その目的は、CO2除去(CDR)という、小さいながらも成長中の分野を後押しすることだ

宇宙漂うH2Aロケット残骸、50メートルまで接近し撮影…新興企業アストロスケールの衛星
2024.06.24

宇宙漂うH2Aロケット残骸、50メートルまで接近し撮影…新興企業アストロスケールの衛星

 宇宙ごみ(スペースデブリ)の除去ビジネスを目指す宇宙新興企業「アストロスケール」(東京)は、同社の人工衛星「ADRAS(アドラス)―J」が、デブリとなって宇宙空間を漂う日本のH2Aロケットの残骸に約50メートルまで接近し、撮影したと発表した。 衛星は今年2月に打ち上げられ、地球