# 警察不祥事

盗撮などの罪 枕崎署元巡査部長 起訴内容認める 検察側「懲役2年を求刑」
2024.08.21

盗撮などの罪 枕崎署元巡査部長 起訴内容認める 検察側「懲役2年を求刑」

 不祥事が相次ぐ鹿児島県警。2024年4月以降、元幹部や現職警察官合わせて4人が逮捕・起訴されていてこのうち2人にすでに有罪判決が出されています。残る2人のうちの1人、女性を盗撮したなどの罪に問われている枕崎警察署の元巡査部長の男の初公判が開かれました。男は起訴内容について、全面的に認め検察側

鹿児島県警めぐる百条委、県議会どう判断 元幹部がトップ告発…似通う構図、兵庫県で注目 専門家「調べる意義ある」 志布志事件では設置陳情を不採択
2024.08.11

鹿児島県警めぐる百条委、県議会どう判断 元幹部がトップ告発…似通う構図、兵庫県で注目 専門家「調べる意義ある」 志布志事件では設置陳情を不採択

 鹿児島県警の一連の不祥事を巡り、県議会で調査特別委員会(百条委員会)を開くべきとの意見が、県議から出ている。兵庫県議会は知事のパワハラ疑惑などを巡り百条委を開設中で、全国的な注目を集めている。そもそも百条委とはどのような制度なのか。 「百条委」という通称は、地方議会の調査権を定

不祥事相次ぐ鹿児島県警が再発防止策を策定 柱は幹部育成や人事交流活性化 原因に「幹部の指揮統率や組織内の連携不足」 進捗をHPで公表へ
2024.08.03

不祥事相次ぐ鹿児島県警が再発防止策を策定 柱は幹部育成や人事交流活性化 原因に「幹部の指揮統率や組織内の連携不足」 進捗をHPで公表へ

 鹿児島県警は2日、現職警察官らが相次いで逮捕された一連の不祥事を巡り、幹部職員の育成や人事交流の活性化などを図る再発防止対策を公表した。全職員が組織改革に参加する「改革推進委員会・研究会」を設置し、再発防止や改善策の進捗(しんちょく)を管理する。警察庁は、原因究明や県警を指導するため6月24

不祥事続く鹿児島県警 交通事故の書類22通偽造の元警官に有罪判決
2024.07.08

不祥事続く鹿児島県警 交通事故の書類22通偽造の元警官に有罪判決

 交通事故の当事者に取り調べをしないまま虚偽の供述調書を作成するなどしたとして、虚偽有印公文書作成・同行使や公用文書毀棄(きき)の罪に問われた鹿児島県警姶良(あいら)署交通課の元巡査部長、森重仁志被告(53)=鹿児島県姶良市=の判決公判が8日、鹿児島地裁であった。小泉満理子裁判長は懲役2年6カ

〈鹿児島県警・情報漏えい〉不祥事の発端となった医師会職員の“強制性交疑惑”。県警は捜査前から「事件にならない」と告訴された職員と元警官の父に伝えていた! 医師会幹部は「捜査は途中から一生懸命」と会見で口を滑らし…
2024.07.07

〈鹿児島県警・情報漏えい〉不祥事の発端となった医師会職員の“強制性交疑惑”。県警は捜査前から「事件にならない」と告訴された職員と元警官の父に伝えていた! 医師会幹部は「捜査は途中から一生懸命」と会見で口を滑らし…

鹿児島県警の一連の不祥事の「発端」と指摘される、鹿児島県医師会職員(当時)の男性A氏による強制性交疑惑。被害を訴えた女性は2022年1月にA氏を刑事告訴したが、その前後に県警がA氏に「事件性はない」と伝えていたことがわかった。警察はなぜ、捜査を行う前から捜査対象である人物にこのようなことを伝え

〈鹿児島県警・情報漏えい〉「本部長が警察官の犯罪を隠ぺいしようとした」逮捕された元警視正は悪徳警官か、勇気ある告発者か…発端は謎の不起訴となった看護師への強制性交事件か 
2024.06.10

〈鹿児島県警・情報漏えい〉「本部長が警察官の犯罪を隠ぺいしようとした」逮捕された元警視正は悪徳警官か、勇気ある告発者か…発端は謎の不起訴となった看護師への強制性交事件か 

鹿児県警トップの本部長が主導した警察官の犯罪隠蔽を暴露したかった――鹿児島県警の捜査情報漏洩事件は、逮捕された県警元警視正の本田尚志・前生活安全部長(60)がこう主張したことで当初とは全く違う様相を帯びてきた。事件は、公益通報者の保護や報道の自由の保障のありかたが問われる問題へと発展しつつある