# 統合作戦

山下奉文率いる陸軍の独視察団、陸海軍統合構想を提言 対米英戦直前「喫緊かつ不可欠」
2024.08.16

山下奉文率いる陸軍の独視察団、陸海軍統合構想を提言 対米英戦直前「喫緊かつ不可欠」

米英などとの開戦を控えた昭和16(1941)年、同盟国ドイツを訪ねた日本陸軍の視察団が、陸海軍の統合運用などを軸とする国防機構の一元化を強く訴えていたことが、防衛省防衛研究所が所蔵する同年7月の視察団報告書で明らかになった。第二次世界大戦下で緊迫する国際情勢を踏まえ、報告書は陸海軍が保有する航

在日米軍司令部に新組織 自衛隊との連携機能強化
2024.07.27

在日米軍司令部に新組織 自衛隊との連携機能強化

 自衛隊と在日米軍の指揮・統制枠組み見直しを巡り、米側が在日米軍司令部(東京・横田基地)に新組織を設ける方向で調整していることが分かった。日本側は陸海空3自衛隊を一元的に指揮する「統合作戦司令部」を2024年度末に設立。米側の新組織をカウンターパートと位置付け、連携機能を強化する。28日に東京

自衛隊「統合作戦司令部」の機能を同盟網の中で確認する――指揮権並列型体制下での同盟国・同志国等との連携強化
2024.07.26

自衛隊「統合作戦司令部」の機能を同盟網の中で確認する――指揮権並列型体制下での同盟国・同志国等との連携強化

 7月28日に開催される日米「2プラス2」(外務・防衛閣僚会議)は、今春の日米首脳会談で打ち出された同盟強化が具体化される道筋の重要な結節点だと言える。特に、日米間での指揮・統制の枠組み向上については、今年度末にも創設される自衛隊「統合作戦司令部」と米軍の間の指揮権調整が焦点だ。近著『日米同盟

自衛隊統合司令部、米軍と一体化 7月1日で発足70年
2024.06.30

自衛隊統合司令部、米軍と一体化 7月1日で発足70年

 陸海空の3自衛隊は7月1日で発足から70年。軍備を増強し、海洋進出を活発化させる中国を念頭に、政府は南西地域の防衛力強化を図っている。台湾有事などへの対処力向上を狙い、3自衛隊の部隊を一元的に運用する統合作戦司令部の創設も決まった。ただ米軍との一体化がさらに加速するとの懸念は根強い。日米同盟

「統合作戦司令部」設立で自衛隊の戦い方はどう変わる? ついに始まる「70年目の大改革」を『シン・ゴジラ』のケースでプロが解説!
2024.06.28

「統合作戦司令部」設立で自衛隊の戦い方はどう変わる? ついに始まる「70年目の大改革」を『シン・ゴジラ』のケースでプロが解説!

GHQ占領下で発足した警察予備隊をベースに、1954年に発足した自衛隊は、70年間ずっと"奇妙な軍事組織"だった。それが今回の組織改編でようやく解消されることになるが、具体的に何がどう変わるのか? 未曽有の危機に挑む日本政府・自衛隊の混乱と奮闘を描いた映画『シン・ゴジラ』を教材に

日米防衛産業協力・取得・維持整備定期協議(DICAS)に欠かせない「迅速さ」
2024.06.10

日米防衛産業協力・取得・維持整備定期協議(DICAS)に欠かせない「迅速さ」

 X(旧:Twitter)でも度々注目を集めているラーム・エマニュエル駐日米国大使は、大使に着任する以前にも、歴代大統領のアドバイザーとして、あるいは政治家として粘り強く政策を推し進める手腕で知られてきた。最近の大きな成果は、米軍の艦艇や航空機の維持整備を日本で行えるよう、両国の政府と軍、そし

在日米軍トップを「大将」に格上げ検討 自衛隊との連携強化へ
2024.06.04

在日米軍トップを「大将」に格上げ検討 自衛隊との連携強化へ

さらなる日米連携強化の動きです。アメリカのオースティン国防長官は、在日アメリカ軍トップの階級を現在の「中将」から「大将」に格上げるする案を「詳細に検討している」と話しました。陸・海・空の自衛隊を一元的に運営する「統合作戦司令部」が今年度、創設されるのにあわせて、パー

在日米軍司令官の格上げ検討 長官、自衛隊と連携強化
2024.06.04

在日米軍司令官の格上げ検討 長官、自衛隊と連携強化

 【ワシントン共同】オースティン米国防長官は在日米軍司令部(東京・横田基地)の司令官の階級を中将から大将に格上げする案を「詳細に検討している」と述べた。訪問先のシンガポールで現地時間3日、記者団に語った。日本が陸海空3自衛隊を一元的に指揮する「統合作戦司令部」を発足させるのに伴い、トップの階級

「統合作戦司令部」発足想定で初の防災演習
2024.05.21

「統合作戦司令部」発足想定で初の防災演習

防衛省は北海道で巨大地震が発生したと想定し、2025年に発足予定の陸海空の自衛隊を一元的に運用する「統合作戦司令部」を置き、初めての図上訓練を行いました。木原防衛大臣「防衛省・自衛隊が今後とも各種の災害対応に対して万全を期するためにも、今回の統合防災演習に全力で取り

自衛隊「統合作戦司令部」想定で初の防災演習 日本・千島海溝地震に備え
2024.05.21

自衛隊「統合作戦司令部」想定で初の防災演習 日本・千島海溝地震に備え

防衛省は21日、2025年に発足する予定の陸海空の自衛隊を一元的に指揮する「統合作戦司令部」が加わる設定での初めての統合防災演習を報道公開した。20日から始まった「自衛隊統合防災演習」は、北海道から東北の太平洋沖にある日本海溝・千島海溝を震源とする巨大地震を初めて想定し、24日ま

北海道沖での巨大地震・大津波を想定『自衛隊統合防災演習』 今年度末発足の「統合作戦司令部」も初めて参加
2024.05.21

北海道沖での巨大地震・大津波を想定『自衛隊統合防災演習』 今年度末発足の「統合作戦司令部」も初めて参加

防衛省は北海道での巨大地震を想定した防災演習を実施し、今年度末に発足する「統合作戦司令部」も加わった想定で自衛隊の対応などを確認しました。20日から5日間の日程で行われている「自衛隊統合防災演習」は、防衛省が毎年実施している図上演習で、今回は北海道・十勝沖でマグニチュード9.3、

防衛省新組織「統合作戦司令部」設置後を想定して訓練実施
2024.05.21

防衛省新組織「統合作戦司令部」設置後を想定して訓練実施

防衛省は今年度末の設置が決まった「統合作戦司令部」の設置後を想定した初めての訓練を実施し、訓練の一部が公開されました。20日から行われている「自衛隊統合防災演習」は、巨大地震などに対する災害対処能力を向上させるための訓練で、防衛省が毎年、実施しています。今回は陸海空

山本五十六が何十人もいるわけではない 自衛隊幹部は米軍将校と渡り合えるのか
2024.05.15

山本五十六が何十人もいるわけではない 自衛隊幹部は米軍将校と渡り合えるのか

日米、指揮連携へ協議加速 自衛隊統合司令部、来春発足 改正法成立、「一体化」懸念も
2024.05.11

日米、指揮連携へ協議加速 自衛隊統合司令部、来春発足 改正法成立、「一体化」懸念も

「統合司令部」創設法が成立 日米連携、陸海空自を一元指揮
2024.05.10

「統合司令部」創設法が成立 日米連携、陸海空自を一元指揮