# 歌集

バンクーバーで「原爆の歌」朗読会 広島で家族を亡くした女性の短歌を英訳
2024.08.14

バンクーバーで「原爆の歌」朗読会 広島で家族を亡くした女性の短歌を英訳

 カナダ在住の日本人女性とカナダ人女性が共同で英訳した短歌集「原爆の歌 河野英子歌集」(木犀社)の朗読会が8月9日、バンクーバー郊外にある日系文化センター・博物館(6688 Southoaks Crescent, Burnaby )で行われた。(バンクーバー経済新聞) 朗読を行っ

平安時代中期を代表する歌人・和泉式部の百人一首「あらざらむ~」の意味や背景とは?|和泉式部の有名な和歌を解説
2024.08.11

平安時代中期を代表する歌人・和泉式部の百人一首「あらざらむ~」の意味や背景とは?|和泉式部の有名な和歌を解説

恋多き奔放な女性、として知られる和泉式部(いずみしきぶ)は、当代随一ともいえる和歌の名手であり、教養豊かな人物でした。藤原道長が「浮かれ女(め)」と評しながら、娘・彰子(しょうし/あきこ)への出仕を願ったのも、その証といえるでしょう。恋と和歌は、和泉式部の人生そのものだったといえそうです。

迢空賞・吉川さん帰郷講演 宮崎市
2024.06.17

迢空賞・吉川さん帰郷講演 宮崎市

 歌壇の最高峰「迢空(ちょうくう)賞」第58回受賞作に第9歌集「雪の偶然」(現代短歌社)が選ばれた日向市東郷町出身の歌人、吉川宏志さん(55)=京都市=が16日、宮崎市の宮日会館で講演した。4月の受賞決定後、初の帰郷となった吉川さんは「『雪の偶然』には宮崎のことを詠んだ歌もある。地元に温かく迎

幸せを前借りしたから、最期まで一緒に。『猫の挽歌集』から大切なペットの看取りを考える
2024.06.14

幸せを前借りしたから、最期まで一緒に。『猫の挽歌集』から大切なペットの看取りを考える

 6月7日発売の『CREA』は猫特集。1998年に日本の女性誌ではじめて特集して以来、実に12年ぶりとなる今回は、猫と人との幸せな関係に迫る企画をたっぷりとお届けしています。 そんな本誌の猫特集にご登場いただいた猫歌人の仁尾智さんが5月に発表したのが、『また猫と 猫の挽歌集』(雷

「生きた証しを残せた」 24歳で急逝した息子の短歌255首を歌集に タイトルは「残光」
2024.05.20

「生きた証しを残せた」 24歳で急逝した息子の短歌255首を歌集に タイトルは「残光」

 沖縄県読谷村瀬名波の新城研雄(けんゆう)さん(75)、初枝さん(75)夫妻はこのほど、2006年1月に24歳で急逝した息子、研瞬(けんしゅん)さんの歌集「残光」を発刊した。4月20日には同村文化センター中ホールに新城さん夫妻や研瞬さんの知人友人ら80人が集い、発刊を祝いながら故人をしのんで思

【今日は何の日 : 5月10日】角川短歌賞を受賞した歌人の、角川書店から出してもらえなかった超有名歌集と言えば…?
2024.05.10

【今日は何の日 : 5月10日】角川短歌賞を受賞した歌人の、角川書店から出してもらえなかった超有名歌集と言えば…?