# 文学活動
2024.07.31
「ちっぽけな力でも」 脳性まひの72歳が詩に込めた夢への道筋
障害を持った人がつづった詩に曲を付け、ステージで歌う第49回わたぼうし音楽祭(奈良たんぽぽの会主催、毎日新聞社、毎日新聞社会事業団など後援)が8月4日、奈良県大和郡山市の「DMG MORI やまと郡山城ホール」で開かれる。今年は315編の詩が寄せられ、選ばれた8編の詩から303曲もの歌が生ま
2024.07.09
21歳現役大学生、衝撃のデビュー作!豊永浩平『月ぬ走いや、馬ぬ走い』の歴史と現在を接続する「声」
第67回群像新人文学賞を受賞した『月ぬ走いや、馬ぬ走い(ちちぬはいや、うんまぬはい)』(講談社刊)は、現役大学生の著者が沖縄を舞台に、戦争末期から現在まで約80年にわたる歴史を紡いだ意欲作だ。戦時中の日本兵から今の女子高生や小学生まで多彩な「語り」を駆使し、歴史と現在を接続する圧倒的な筆力が話