# 救急医学

落雷事故で心停止40分、奇跡の生還=韓国
2024.09.13

落雷事故で心停止40分、奇跡の生還=韓国

「雷に当たった前日から10日間の記憶がありません。私をあきらめずに治療してくださった教授を第2の父親だと思っています」光州(クァンジュ)・全南(チョンナム)地域に3000回に近い落雷が観測された先月5日。光州瑞石(ソソク)高校の国語教師、キム・グァンヘンさん(29)は、昼食を食べ

6割が女性、最多は20代 22~23年の自傷・自殺未遂 日本臨床救急医学会など
2024.09.11

6割が女性、最多は20代 22~23年の自傷・自殺未遂 日本臨床救急医学会など

 日本臨床救急医学会などは10日、2022年12月~23年12月に救命救急センターに搬送された自傷行為や自殺未遂をした人に関する報告書を公表した。 搬送されたのは計1987件で、女性が約6割を占めた。20代が最も多く、男女いずれも医薬品のオーバードーズ(過剰摂取)が最多だった。<

熱中症分類に最重症群 深部体温40度超 死亡リスク、急速な冷却を
2024.09.02

熱中症分類に最重症群 深部体温40度超 死亡リスク、急速な冷却を

 日本救急医学会は、熱中症の診療指針を9年ぶりに改訂した。これまで3分類していた重症度に、新たに最重症群の「4度」を設けた。深部体温(体の中心部の体温)が40度以上で、意思疎通が難しい重篤な患者とし、医療機関で速やかに体を冷やす集中治療の必要があるとしている。 総務省消防庁による

真面目な女子大生はなぜ大量の「幻覚キノコ」を摂取したのか…麻薬取締官が「もはや人体実験」と絶句した壮絶な現場
2024.08.23

真面目な女子大生はなぜ大量の「幻覚キノコ」を摂取したのか…麻薬取締官が「もはや人体実験」と絶句した壮絶な現場

「マジックマッシュルーム」や「幻覚キノコ」と呼ばれる麻薬成分が入ったキノコがある。先日もこのキノコの“菌床(キノコの種菌を植え付けた培地)”約600グラムを密輸したとして神戸市内に住むスペイン人の男(39)が逮捕・起訴された(7月13日付け神戸新聞等)。 詳細は後述するが、“麻薬

体操・岡慎之助 2年前の大けが乗越え金メダル 「前十字靭帯」負傷時のリハビリや治療法を解説
2024.08.01

体操・岡慎之助 2年前の大けが乗越え金メダル 「前十字靭帯」負傷時のリハビリや治療法を解説

パリ五輪・体操男子個人総合で金メダルを獲得した岡慎之助選手(20)は、2年前に右膝前十字靱帯断裂の大怪我に見舞われながらも、その後の治療・リハビリテーションを経て、見事に戴冠を果たしました。前十字靭帯は、スポーツや交通事故などで膝に大きな力が加わると、損傷・断裂してしまい、完治ま

熱中症に「最重症群」追加 深部体温40度以上 日本救急医学会
2024.07.31

熱中症に「最重症群」追加 深部体温40度以上 日本救急医学会

 日本救急医学会は31日、熱中症の重症度分類を見直し、重症の中でもさらに注意を要する「最重症群」を新たに加えたと発表した。 深部体温が40度以上で重篤な意識障害がある場合をIV度とし、診療ガイドラインを同日までに改定した。熱中症による救急搬送者が相次ぐ中、医療者が患者の重症度を見

相次ぐ熱中症患者、深部体温40度以上の「最重症」では積極冷却を 救急医学会提言
2024.07.22

相次ぐ熱中症患者、深部体温40度以上の「最重症」では積極冷却を 救急医学会提言

熱中症患者の救急搬送が全国で相次ぐ中、日本救急医学会は、意識がないなど死亡リスクが高いと判断される患者が最重症群に当たるとし、積極的に冷却する「アクティブ・クーリング」の重要性を改めて訴えている。ただ一般の人が、家庭の浴槽などで無理に措置すれば新たな事故を誘発する危険が高まるため、応急的な対応

熱中症、暑さ慣れていない「今の時期こそ注意」 救急医学会呼びかけ
2024.07.08

熱中症、暑さ慣れていない「今の時期こそ注意」 救急医学会呼びかけ

 暑さに慣れていない今の時期こそ注意を――。本格的な夏の到来を前に日本救急医学会は8日、記者会見を開き、エアコンの使用や「熱中症警戒アラート」など熱中症対策への協力を呼びかけた。 熱中症警戒アラートは、暑さ指数が33以上になると予想される場合に環境省などから発表される。アラートが