# 房州
新盆に霊を迎える灯籠「房州切子」 唯一の職人に弟子、伝統つなぐ
南房総地域特有の吊(つ)り灯籠(とうろう)で、新盆を迎えた家の仏壇や墓に飾られる「房州切子」。今夏も「浄土」から「現世」に戻った「霊」を迎え、送り出す役を務めた。 千葉県鋸南町に住む鉄工所経営、須藤孝信さん(81)は13日、房州切子を持って同町内の極楽寺を参拝した。菩提(ぼだい
日本三大うちわ「房州うちわ」 やさしい風を届ける“うちわ職人”を育てた追い風、向かい風……
それぞれの朝は、それぞれの物語を連れてやってきます。「日本三大うちわ」といえば、京都の「京うちわ」、香川・丸亀の「丸亀うちわ」、そして、もう一つが、千葉・房総半島で作られている「房州うちわ」です。房州うちわのルーツは、江戸・日本橋にありましたが、関東大震災で職人さん
房州切子の製作ピーク 唯一の職人中村さん 今年は530個を見込む 館山(千葉県)
新盆を迎える家庭で飾られる盆灯籠「房州切子」の製作がピークを迎え、安房地域で唯一の職人、中村俊一さん(48)=館山市那古=が忙しなく作業に当たっている。房州切子は、立方体のスギの木枠に格子模様にくりぬいた紙を貼り付け、紙の装飾や造花などで飾ったつり灯籠。白と金の2色の種類があり、
初夏の味覚「房州びわ」 天皇陛下献上、千葉・南房総の岩井枇杷組合が2年連続
皇室に献上する「房州びわ」を選ぶ選果式が4日、南房総市のJA安房富浦支店で行われた。出荷が最盛期を迎える中、房州枇杷(びわ)組合連合会に所属する8組合が1箱(24個入り)ずつ珠玉のビワを出品。審査の結果、同市の岩井枇杷組合のビワが2年連続で天皇陛下への献上品に選ばれた。甘くみずみ
「大玉が続く見込み」 房州枇杷組合連合会が露地ビワの出荷査定会 南房総(千葉県)
「房州びわ」の露地ものの出荷シーズンを前に、房州枇杷組合連合会(渡邊均会長)は21日、「令和6年産房州枇杷販売会議・出荷査定会」を南房総市富浦地区のJA安房富浦支店で開いた。市場関係者や生産者ら約20人が集い、今年の出来栄えや出荷基準などを確認した。本格的な出荷を前に毎年行われて
序二段で聞きなれない“特殊技”が炸裂! 発生割合0.03%の決まり手に「珍手キタ!」「名前が怖い」ファン騒然
<大相撲五月場所>◇九日目◇20日◇東京・両国国技館 序二段二十八枚目・房州山(境川)が序二段二十四枚目・爆羅騎(式秀)を下して4勝目を挙げた一番で、当初は「はたき込み」とされた決まり手が、のちに発生割合「0.03%」の激レアな決まり手に訂正され、ファンがざわつく一幕があった。<