# 戦争と文学
2024.08.24
「若いあなたへ…」“新しい戦前”の今伝えたいこと、戦争の悲劇を“言葉の力”で語り継ぐ【報道特集】
終戦特集「戦争と文学」です。カメラの前で初めて、親族の自決を明かした澤地久枝さんと、4000人以上の元兵士らから「聞き書き」をしてきた保阪正康さん。2人の作家が「新しい戦前」にしないために伝えたいこととは。■戦争の悲惨さを語り継ぐ“言葉の力”戦争の悲惨さを伝える「言
2024.08.09
【書評】大塚英志氏が選ぶ、79年前の戦争を知るための1冊 『空想家とシナリオ・汽車の罐焚き』作家自身が無・政治的な日常作りの担い手であった
敗戦から今夏で1979年。戦争を体験した世代の高齢化に伴い、300万人以上もの犠牲者を出した、悲惨な先の大戦に関する記憶の風化が心配されている。いっぽう、世界を見わたせばウクライナやガザなど、未だ戦火は絶えず、さらに海洋覇権奪取を目論む中国、核ミサイルの実戦配備を急ぐ北朝鮮など、我が国を取り