# 山口県立美術館
2024.08.21
氷点下30度、食事は馬の飼料…シベリア抑留耐えた画家 屍体の絵に込めた思い
画家、香月(かづき)泰男にとって1945年8月15日は戦争の「終わり」ではなく、むしろ「始まり」だった。旧満州での従軍後、旧ソ連に抑留されてシベリアで約1年半の強制労働に従事。故郷の山口に帰ってからも62歳で急逝するまでその体験を描き続けた作品群は「シベリア・シリーズ」として知られる。没後5
2024.06.18
台湾の代表的画家の油絵、防府市が展覧会貸し出しへ 孫から依頼
台湾を代表する画家だった陳澄波(チェンチェンポー)の孫の陳立栢(チェンリーボー)さん(71)が17日、山口県立美術館(山口市)を訪れ、県とゆかりのある陳の油絵「東台湾臨海道路」の貸し出しを依頼した。陳の生誕130年を記念し、年末に台湾で始まる展覧会で紹介するためで、この絵を所有する防府市は貸