# 商品戦略

セブン‐イレブンが「手巻おにぎり」で従来よりも手頃な価格の「うれしい値」商品を発売した訳
2024.07.21

セブン‐イレブンが「手巻おにぎり」で従来よりも手頃な価格の「うれしい値」商品を発売した訳

 セブン‐イレブン・ジャパン(SEJ)は7月16日から主力商品である「手巻おにぎり」で従来よりも手頃な価格の「うれしい値」商品を発売している。 ラインアップは「しゃけ」と「ツナマヨネーズ」の2品。製法・開発へのこだわりはそのままに、具材の原材料を見直すことで2品とも値ごろ感を打ち

「成城石井」と「セブン“金の”シリーズ」の決定的な違い、セレブ客にアピールする“真逆の戦略”が深すぎる
2024.07.12

「成城石井」と「セブン“金の”シリーズ」の決定的な違い、セレブ客にアピールする“真逆の戦略”が深すぎる

 SNSでも人気の高級スーパー「成城石井」とセブン-イレブンの「金の」シリーズ。「どちらも富裕層向けのマーケティングでしょ?」と思う方、実は、両社の動向を整理すると、深すぎる“真逆の戦略”が浮かび上がってくるのです(百年コンサルティング代表 鈴木貴博)● ローソン傘下の成城石井と

なぜSuicaのペンギンは愛されるのか ペンギンの顔をした「ベレー帽」が“激アツ”の理由
2024.07.07

なぜSuicaのペンギンは愛されるのか ペンギンの顔をした「ベレー帽」が“激アツ”の理由

 企業のキャラクターといえば、不二家のペコちゃん、NHKのどーもくん、ローソンのポンタなどがあるが、個人的に気になっているキャラがある。JR東日本の「ペンギン」だ。 「Suicaにデザインされているアレでしょ。それがなにか?」と思われたかもしれないが、「名前がない」ことが気になっ

日清オイリオ久野社長 機能・マーケ型商品を強化 価値共創で市場活性化へ
2024.06.06

日清オイリオ久野社長 機能・マーケ型商品を強化 価値共創で市場活性化へ

日清オイリオグループの久野貴久社長は、決算説明会の席上、国内油脂事業の24年度方針として「油脂の価値向上と機能・マーケティング型商品の拡販により、安定的な収益基盤の構築と市場拡張を目指す」考えを示した。同社の23年度連結業績は売上高5135億円(7.7%減)、営業利益208億円(

ローソン、振るだけで食べられるパスタサラダ発売 タイパニーズに対応
2024.05.30

ローソン、振るだけで食べられるパスタサラダ発売 タイパニーズに対応

日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。 ローソンは5月27日、振って食べるパスタサラダ3商品を発売した。高まるタイパ(タイ