# 取材旅行 8時間前 「メルシー」「ボンジュール」しかわからない浅田次郎が、パリでのあまりに情けない体験で痛感した「意思疎通の難しさ」 バブル経済崩壊、阪神・淡路大震災、オウム真理教による地下鉄サリン事件など、激動の時代だった1990年代。そんな時代を、浅田次郎さんがあくまで庶民の目、ローアングルから切り取ったエッセイ「勇気凛凛ルリの色」は、30年近い時を経てもまったく古びていない。今でもおおいに笑い怒り哀しみ泣くことができる