# 保護地区

知床岬の携帯基地局着工は早くて2年後、オジロワシや植生を再調査
2024.08.28

知床岬の携帯基地局着工は早くて2年後、オジロワシや植生を再調査

 知床世界自然遺産(北海道)の知床岬で計画されている携帯電話基地局の整備事業は、早くても2年後の2026年度以降の着工となることがわかった。事業を主導するKDDI(au)は今年度内の完成・供用をめざしたが、来年秋まで希少種オジロワシの生息状況や植生の再調査が必要になった。 知床岬

「奥にもっと良いのが」規制のロープ乗り越えて手に一杯のワラビ 天然記念物の湿原を踏み荒らす山菜採り相次ぐ
2024.06.10

「奥にもっと良いのが」規制のロープ乗り越えて手に一杯のワラビ 天然記念物の湿原を踏み荒らす山菜採り相次ぐ

 国天然記念物に指定されている霧ケ峰の踊場湿原(長野県諏訪市)や八島ケ原湿原(同諏訪市・下諏訪町)でこの季節、山菜採りが相次ぎ、長野県などは採取者による植物の踏み荒らしや外来種の種子などの持ち込みによる植生への影響を懸念している。両湿原一帯は八ケ岳中信高原国定公園の特別保護地区で植物の採取が規

神聖な遺伝子を継承する「奈良公園の鹿」以外は駆除すればいいのか? 鹿をめぐる奈良市民の葛藤を米メディアが取材
2024.05.31

神聖な遺伝子を継承する「奈良公園の鹿」以外は駆除すればいいのか? 鹿をめぐる奈良市民の葛藤を米メディアが取材

宗教的にも文化的にも重要で、大きな観光資源でもある野生動物をどう保護・管理していくのかという課題は世界各地にあるだろう。日本の天然記念物にも指定されている奈良公園の鹿の事例を、世界の知られざる事象を紹介する米トラベルメディア「アトラス・オブスキュラ」が紹介する。滑らかな枝角が生え