# 保安監査

京王グループの京王重機整備が、車輪（輪軸）組立のデータを差し替える不正行為をしていた問題で、国土交通省は9月20日、同社と京王電鉄への立ち入り検査（特別保安監査）に踏み切った。輪軸組立に関する不正行為ではJR貨物や東京メトログループも特別保安監査を受けており、今回の京王グループで3例目となる。

　熊本市電で重大インシデントなどのトラブルが相次いでいることを受けて、国土交通省は、熊本市交通局に改善を要する事項が認められたと発表し、２０日午後、福岡市の九州運輸局で改善指示文書を手渡しました。　熊本市電をめぐっては、走行中に車両の扉が開いた状態で走行させたり、赤信号にもかかわ

東京メトロは9つの路線で車軸の組み立て作業について、合わせて1万1000本を緊急点検しました。　そのうち225本の車軸について、社内で定めた基準値を超える圧力が掛かっていたということです。　圧力の値は自動入力されますが、一部では手動による修正が可能になっていて、東京

検査データの改ざんで全ての列車を停めていたＪＲ貨物は夕方ごろから不正との関わりが無かったと確認できた車両から運行を再開しました。ＪＲ貨物を巡っては11日国土交通省が室蘭市の輪西車両所など全国３カ所の車両所に特別保安監査に入りました。ＪＲ貨物によりますと列車の車輪と車

ＪＲ貨物の車両の組み立て作業で不正行為があった問題で、国土交通省は９月１１日、室蘭の輪西車両所に特別保安監査に入りました。ＪＲ貨物は１０日会見を開き、室蘭の輪西車両所など３つの車両所で車輪などを車軸にはめて「輪軸」を組み立てる作業で不正行為があったことを明らかにしました。