# メタフィクション
えっ、死亡エンド? アニメ『鉄腕アトム』最終回はなぜあんなことになっていたのか
日本のアニメ史上、もっとも有名な作品のひとつが、手塚治虫先生原作の『鉄腕アトム』でしょう。 1963年から1966年まで続いたアニメ第1作は、最高視聴率40%を超えるなど大人気を博しました。またアニメ第1作は、日本初の1話30分の連続TVアニメであり、現在に至る日本のTVアニメ
【「映画検閲」評論】低俗ホラーの検閲官の異常心理をあぶり出す、メタフィクショナルな恐怖の迷宮
英ウェールズ出身の女性監督プラノ・ベイリー=ボンドの長編デビュー作。映画の“検閲官”を主人公にした珍しいホラーなのだが、まずは物語の時代背景を押さえておく必要がある。1980年代半ばのイギリスでは、ビデオカセットでリリースされる映画に対する規制がなく、グロテスクな人体損壊やレイプシーンを売り
映画 『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』大ヒット上映中! 主人公・宝太郎役の本島純政さんにインタビュー
2大ヒーローによる豪華2本立て!映画 『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』『爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON! プロミス・ザ・サーキット』が2024年7月26日から公開中です。『仮面ライダーガッチャード』は、錬金術で生み出された人工生命体ケミーをめぐる
村上春樹の短編を組み合わせた「めくらやなぎと眠る女」で新たに生まれた文脈【藤津亮太のアニメの門V 109回】
『めくらやなぎと眠る女』は村上春樹の短編小説を組み合わせてひとつの長編に仕立てたアニメーション映画だ。アニメーションとしてもユニークな肌触りの作品であり、また物語も短編を組み合わせたことで原作にはない新たな文脈が生まれて、印象深い作品となっている。 本作はピエール・フォルデス監
映画史における『メイ・ディセンバー』の意義深さ 実話ベースの作品に対する“問いかけ”に
トッド・ヘインズが監督を務め、ナタリー・ポートマンとジュリアン・ムーア共演で火花を散らす役柄を演じる、『メイ・ディセンバー ゆれる真実』。その内容は、実話を基にした映画の常識を揺るがせる、異様かつ挑戦的なものだった。 モデルとなっているのは、アメリカで1990年代に実際に起き、
『OneShot』発表10周年の記念ゲームと「パンケーキのレシピ」が公開中。“誰も死なない”コーヒーショップで料理教室に参加し、ニコと一緒にパンケーキを食べよう
パズルアドベンチャーゲーム『OneShot』で知られるインディーゲーム開発スタジオ・Future Catは、同作のリリース10周年を記念したスピンオフ作品『OneShot The Pancake Episode』をインディーゲーム配信プラットフォームのitch.io上で公開している。<