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日中外相会談、7月下旬開催へ調整 23年11月以来
2024.07.18

日中外相会談、7月下旬開催へ調整 23年11月以来

 日中両政府は7月下旬に東南アジア諸国連合(ASEAN)関連外相会議がラオスで開催されるのに合わせ、上川陽子外相と王毅・中国共産党政治局員兼外相が会談する調整に入った。日中関係筋が18日、明らかにした。日本政府は外相会談の結果を踏まえ、2024年後半に日本から外相が訪中することを本格検討する。

中国EV企業の果てなき野心! 東南アジア市場 支配のカギ「5000kmの充電回廊」とは何か? 産業構造の大転換はもう始まっている
2024.07.12

中国EV企業の果てなき野心! 東南アジア市場 支配のカギ「5000kmの充電回廊」とは何か? 産業構造の大転換はもう始まっている

 東南アジアでは著しい経済成長が続いている。日本貿易振興機構(JETRO)によれば、2025年の東南アジアの実質GDP成長予測は平均4.6%だ。フィリピンの成長予測は6.1%。続いて、カンボジアが6.0%、ベトナムが5.8%など極めて高い。 東南アジアは、世界経済の新たな成長エン

【フィリピン】商銀BDO、持続可能債を再び発行へ
2024.07.09

【フィリピン】商銀BDO、持続可能債を再び発行へ

 フィリピンの銀行最大手BDOユニバンクは8日、東南アジア諸国連合(ASEAN)持続可能(サステナビリティー)債の発行を通じ、総額50億ペソ(約137億円)を調達すると発表した。調達資金は自行の持続金融の枠組みに適した資産の取得や資金調達先の多様化に充てる。 ペソ建てASEAN持

現代自動車、インドネシアにEVの一括生産体制を構築
2024.07.04

現代自動車、インドネシアにEVの一括生産体制を構築

 現代自動車グループがインドネシアを足場にASEAN市場の攻略に拍車をかけている。ASEAN地域内で自動車市場の規模が最も大きいインドネシアに、バッテリーから完成車まで現地で一括生産できる体制を構築した。 現代自動車グループは3日(現地時間)、インドネシア政府と「インドネシア電気

デリスキングにより投資が活発化、世界の成長センターとしてのプレゼンス向上を目指すASEAN
2024.07.02

デリスキングにより投資が活発化、世界の成長センターとしてのプレゼンス向上を目指すASEAN

本企画は東南アジア諸国連合(ASEAN)の専門家8賢人とWedge社編集部がチームアップし、ASEANの今とこれからをさまざまな切り口で論じていくシリーズである。筆者は主にASEANの域内経済・金融統合に注目し、地域としてのASEANの取り組みや将来性などを整理・展望する。 近年、米中貿易摩擦

山口公明代表、東南アジア4カ国訪問へ
2024.06.27

山口公明代表、東南アジア4カ国訪問へ

 公明党の山口那津男代表は、7月8~17日の日程でマレーシア、ブルネイ、ラオス、カンボジアの東南アジア諸国連合(ASEAN)4カ国を訪問する。 27日の中央幹事会で「しっかり成果を挙げ、ASEANと日本の協力を一層進展できるようにしたい」と狙いを説明した。 

若手法務省職員が国際課題を議論「ASEAN・G7ネクスト・リーダーズ・フォーラム」始まる 17か国の法務省職員ら約60人が参加
2024.06.26

若手法務省職員が国際課題を議論「ASEAN・G7ネクスト・リーダーズ・フォーラム」始まる 17か国の法務省職員ら約60人が参加

ASEANやG7など17か国の若手の法曹関係者らが法務・司法分野の共通課題を話し合う国際会議が、きょうから始まりました。きょうから始まった「ASEAN・G7ネクスト・リーダーズ・フォーラム」と題する会議には、ASEANやG7など17か国の若手の法曹3者や法務省の職員らおよそ60人

ASEAN・G7が法務官僚初協議 中国念頭、「法の支配」へ連携
2024.06.26

ASEAN・G7が法務官僚初協議 中国念頭、「法の支配」へ連携

 法務省は26日、東南アジア諸国連合(ASEAN)と先進7カ国(G7)の若手法務官僚らによる協議会の初会合を東京都内で開いた。 各国が抱える法務行政の課題について意見を交わし、「法の支配」の推進に向けて相互理解を深める。 協議会は昨年7月に東京で開催したASEAN・

「米国に従属するな」「立ち上がれ日本人」 来日したマレーシア元首相が“日本経済の復権”に大きく期待するワケ 過去には国産自動車メーカー設立も
2024.06.24

「米国に従属するな」「立ち上がれ日本人」 来日したマレーシア元首相が“日本経済の復権”に大きく期待するワケ 過去には国産自動車メーカー設立も

 東南アジアの市場をめぐる日中の競争が激しさを増すなかで、日本政府はいま東南アジア諸国連合(ASEAN)の持続可能な成長を支援する姿勢を強くアピールするようになっている。 岸田文雄首相は5月2日、パリの経済協力開発機構(OECD)本部で開催された東南アジアとの連携に関する会合で、

マレーシア、中国と直接協議へ 南シナ海問題で方針転換
2024.06.20

マレーシア、中国と直接協議へ 南シナ海問題で方針転換

 【クアラルンプール時事】マレーシア、中国両政府は20日、前日に両国首相が行った会談を受け、共同声明を発表した。 それによると、南シナ海の領有権問題に関して「海洋を巡る対話と協力を促進するため、できる限り早期に対話を開始する」として、2国間の対話枠組みを設けることで合意した。

中国、南シナ海切り崩し策が奏功 マレーシアと2国間海洋対話へ
2024.06.20

中国、南シナ海切り崩し策が奏功 マレーシアと2国間海洋対話へ

 【クアラルンプール共同】中国とマレーシアの両政府は20日、李強首相とアンワル首相の19日の会談を受け、両国が領有権を争う南シナ海問題を巡り「できるだけ早く海洋管理を巡る2国間対話を開始し、対話と協力を促進する」と共同声明に盛り込んだ。 軍事的圧力を増す中国はフィリピンと南シナ海

ロ越首脳、経済協力を強化 プーチン氏7年ぶりに訪問
2024.06.20

ロ越首脳、経済協力を強化 プーチン氏7年ぶりに訪問

 【ハノイ、ウラジオストク共同】ロシアのプーチン大統領は20日、ベトナムの首都ハノイでトー・ラム国家主席と会談した。プーチン氏のベトナム訪問は2017年11月以来約7年ぶり。ウクライナ侵攻後に制裁を科した欧米と対立を深めるロシアは、伝統的友好国ベトナムと経済や安全保障分野で関係強化を図る。

【NFL】「1年目に戻ったようだ」とラムズの若さに活気づけられているマクベイHC
2024.06.19

【NFL】「1年目に戻ったようだ」とラムズの若さに活気づけられているマクベイHC

今は2024年だが、ロサンゼルス・ラムズのヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイにとっては2017年のようなものだ。2022年にラムズの流動的な再建が始まって以来、マクベイHCは初めてチームの将来に向けて活気を感じているという。マクベイHCは先日、ラムズのプレーごとの解説を担当す

アジアの脱炭素推進で担当大使 政府会議
2024.06.19

アジアの脱炭素推進で担当大使 政府会議

 政府は19日、脱炭素化に向けた東南アジア諸国との連携枠組み「アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)」を推進するため、関係省庁会議の初会合を開いた。 岸田文雄首相は席上、「ASEAN(東南アジア諸国連合)各国との間で息の長い取り組みが必要となる」と述べ、AZEC担当大使を新設

南シナ海問題「自主的に対処」 中国・マレーシア首相が会談
2024.06.19

南シナ海問題「自主的に対処」 中国・マレーシア首相が会談

 【北京時事】中国の李強首相は19日、訪問先のマレーシアの行政首都プトラジャヤでアンワル首相と会談し、南シナ海問題について「中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)が自主的、適切に対処すべきだ」との認識で一致した。 アユンギン(中国名・仁愛)礁などの領有権を巡って衝突を繰り返すフィ

マレーシア、BRICS加盟申請へ 首相が方針表明
2024.06.18

マレーシア、BRICS加盟申請へ 首相が方針表明

 【クアラルンプール時事】マレーシアのアンワル首相は18日、中国などが参加する新興国グループ「BRICS」への加盟を申請する方針を明らかにした。 国営ベルナマ通信が報じた。 東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国で参加を表明したのは、タイに続いて2カ国目。アンワル首

マレーシア、BRICSに アンワル首相が加盟意向
2024.06.18

マレーシア、BRICSに アンワル首相が加盟意向

 【クアラルンプール共同】マレーシアのアンワル首相が中国メディアとのインタビューで、中国、ロシアやインドなど主要新興国でつくる「BRICS」に近く参加する意向を表明した。地元メディアが18日、伝えた。東南アジアで加盟意向を示したのはタイに続いて2カ国目となる。 BRICS加盟を巡

上川外相、カンボジア訪問を検討 7月上旬、2国間協力推進確認へ
2024.06.18

上川外相、カンボジア訪問を検討 7月上旬、2国間協力推進確認へ

 上川陽子外相が7月上旬にカンボジアを訪問する方向で検討していることが分かった。複数の政府関係者が18日、明らかにした。カンボジアは東南アジア諸国連合(ASEAN)の中で中国との関係を強めている国の一つ。訪問を通じて2国間協力を着実に進めることを確認し、日本の存在感を示したい考えだ。<

上場企業分析 クロスプラス ASEAN生産比率向上で収益改善 営業利益目標、1年前倒しで達成 売上高目標は未達の予想
2024.06.04

上場企業分析 クロスプラス ASEAN生産比率向上で収益改善 営業利益目標、1年前倒しで達成 売上高目標は未達の予想

 衣料品製造卸のクロスプラス(本社名古屋市)の24年1月期の営業利益は、前期比9・8倍の17億9700万円だった。外出機会の増加で商況が好転したほか、価格転嫁や東南アジア諸国連合(ASEAN)生産比率を高めたことで利益率が向上。本年度を最終年度とする中期経営計画の数値目標である、営業利益10億

「最も不確実な海域」南シナ海めぐり、アジアの海上保安機関が攻防
2024.06.02

「最も不確実な海域」南シナ海めぐり、アジアの海上保安機関が攻防

 シンガポールで開かれたアジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)では、南シナ海問題が主要な議題となった。1日には、日本の海上保安庁を含めた各国の海上保安機関が集まる会合があり、南シナ海で領有権を争うフィリピンと中国を中心に、攻防が繰り広げられた。 フィリピン沿岸警備隊のギ