# 馬毛島

自衛隊基地整備で島の産業はいびつな構造に…市有地売却の違法性訴える住民訴訟、原告は訴えた「農業も観光業も人手は馬毛島へ」 鹿児島地裁口頭弁論
2024.07.29

自衛隊基地整備で島の産業はいびつな構造に…市有地売却の違法性訴える住民訴訟、原告は訴えた「農業も観光業も人手は馬毛島へ」 鹿児島地裁口頭弁論

 鹿児島県西之表市馬毛島の自衛隊基地整備を巡り、防衛省への市有地売却は裁量権を逸脱しており違法で価格も不適正として、市民30人が八板俊輔市長と国に2億3430万円の損害賠償を請求するよう市に求める住民訴訟の第2回口頭弁論が29日、鹿児島地裁(窪田俊秀裁判長)であった。原告は「馬毛島の開発は種子

菅さんも「日米関係で久々のヒットだ」と前のめりに…軍事要塞と化した馬毛島《幻の計画書》の全貌
2024.07.07

菅さんも「日米関係で久々のヒットだ」と前のめりに…軍事要塞と化した馬毛島《幻の計画書》の全貌

現在も政府による自衛隊基地の建設工事が続いている鹿児島県・馬毛島。完成後は米軍の新たな訓練場がお目見えとなる予定だが、土地の売買当初、地権者であったタストン・エアポート(以下、タストン)によって作成された幻の計画書「馬毛島国策構想事業計画プラン」に記されていたのは核も搭載可能とさ

【内部資料入手】「中国軍進出に対応するため馬毛島を”一夜で修復可能な不沈空母”に...」鹿児島の無人島「軍事要塞化」《幻の計画書》
2024.07.06

【内部資料入手】「中国軍進出に対応するため馬毛島を”一夜で修復可能な不沈空母”に...」鹿児島の無人島「軍事要塞化」《幻の計画書》

ここに「御説明資料」と銘打たれた一冊の資料がある。表題に書かれているのは「馬毛島国策構想事業計画プラン」。資料作成者はかつての土地の所有者だった開発会社「タストン・エアポート」(以下、タストン)だ。ページをめくると前段説明として島の面積や気候風土、そして成り立ちにつ

自衛隊基地整備でマゲシカに迫る危機とは…樹木伐採で生息域縮減「奈良公園並みの密度に」 餌足りず冬場に大量死の恐れ、専門家が指摘
2024.06.03

自衛隊基地整備でマゲシカに迫る危機とは…樹木伐採で生息域縮減「奈良公園並みの密度に」 餌足りず冬場に大量死の恐れ、専門家が指摘

 鹿児島県西之表市・馬毛島への米軍空母艦載機陸上離着陸訓練(FCLP)移転を伴う自衛隊基地整備を巡り、北海道大の立澤史郎特任助教(保全生態学)が2日、島固有のニホンジカ亜種マゲシカについて鹿児島市で講演した。着工後も推定個体数は減っていないとする防衛省の調査について、奈良公園並みに生息密度が高

5人が名乗り、6人目も「準備中」…乱戦模様の西之表市長選、馬毛島基地整備が再び争点に
2024.05.31

5人が名乗り、6人目も「準備中」…乱戦模様の西之表市長選、馬毛島基地整備が再び争点に

 2025年3月の任期満了に伴う鹿児島県西之表市長選は、現職と新人4人が立候補の意向を示し乱戦の気配が漂う。それぞれ整備が進む馬毛島の自衛隊基地への考えを真っ先に述べており、争点化は避けられない。日程は1月26日告示、2月2日投開票が軸になる。 現職で3期目を目指す八板俊輔氏(7

「漁場や地域のつながり奪われた」…馬毛島自衛隊基地建設の差し止め求め、地元漁師は訴えた 「1人になっても声上げる」 鹿児島地裁で初弁論
2024.05.14

「漁場や地域のつながり奪われた」…馬毛島自衛隊基地建設の差し止め求め、地元漁師は訴えた 「1人になっても声上げる」 鹿児島地裁で初弁論