# 香月泰男
2024.08.21
氷点下30度、食事は馬の飼料…シベリア抑留耐えた画家 屍体の絵に込めた思い
画家、香月(かづき)泰男にとって1945年8月15日は戦争の「終わり」ではなく、むしろ「始まり」だった。旧満州での従軍後、旧ソ連に抑留されてシベリアで約1年半の強制労働に従事。故郷の山口に帰ってからも62歳で急逝するまでその体験を描き続けた作品群は「シベリア・シリーズ」として知られる。没後5
2024.08.14
あすは終戦の日 戦後79年 シベリア抑留の画家 香月泰男が教えたもの
終戦から今年で79年を迎えます。1945年の8月15日、日本は敗戦というかたちで戦争を終え、平和な国づくりに歩み始めました。しかし8月15日を境に、ことばにできないほどのつらい体験をした人たちがいます。シベリア抑留、捕虜としてシベリアでの労働を強いられ