# 風景画
![古内一絵「東京ハイダウェイ」 現代を生きる人の心情に寄り添い、心の隙間を埋める](/img/article/20240629/667fa022d00bc.jpg)
古内一絵「東京ハイダウェイ」 現代を生きる人の心情に寄り添い、心の隙間を埋める
古内一絵の書く小説は、心に生じた隙間を埋めてくれることがある。 声高にテーマを叫ぶような小説は、書かない。 情念の焔に胸を焦がされる小説というのでもない。どちらかといえば穏やかで、油彩の風景画を見ているような感じがある。 古内一絵の見た世界がそこに切
![「九州派」でも活躍 「声なき声」を内省的に探究した画家尾花成春 福岡・久留米市で展覧会](/img/article/20240625/667a05d5c0db2.jpg)
「九州派」でも活躍 「声なき声」を内省的に探究した画家尾花成春 福岡・久留米市で展覧会
前衛美術集団「九州派」などで活躍した福岡県うきは市吉井町出身の尾花成春(しげはる)(1926~2016)は故郷に根を張り、筑後川周辺の風景などをモチーフにしながら、自己の内面やこの世界の本質を見つめようとした画家だった。同県の久留米市美術館で開催中の展覧会「ちくごist 尾花成春」は、内省
![ほぼ独学の画家・尾花成春が問い続けた空間や時間、存在とは…福岡県・久留米市美術館で回顧展](/img/newspic.png)
ほぼ独学の画家・尾花成春が問い続けた空間や時間、存在とは…福岡県・久留米市美術館で回顧展
前衛美術集団「九州派」などで活躍した福岡県うきは市出身の画家、尾花成春(1926~2016年)の回顧展が同県の久留米市美術館で開かれている。 ほぼ独学の画家が終生、心に刻んでいたのが、旧制中学時代に歌人である父親から言われた「お前の山には存在感がない。山の裏側を描け」という言葉
![没後60年、洋画家・辻愛造が残した何げない大阪 西宮市大谷記念美術館で記念展](/img/article/20240614/666bc704226be.jpg)
没後60年、洋画家・辻愛造が残した何げない大阪 西宮市大谷記念美術館で記念展
兵庫県の西宮市大谷記念美術館は洋画家、辻愛造(1895~1964年)の没後60年を記念して回顧展を行っている。辻の展覧会は同館では半世紀ぶりとなる。大阪の街なか、南船場に表具師の子供として生まれた辻は、明治43年に日本画家、湯川松堂に入門。続いて大正元年には赤松麟作の画塾で洋画を
![「作家とはこうして生きている」十和田市出身の画家・明山應義さんの展覧会始まる](/img/newspic.png)
「作家とはこうして生きている」十和田市出身の画家・明山應義さんの展覧会始まる
青森県十和田市出身の画家・明山應義さんの油絵展が八戸市美術館で開かれています。展覧会には家族をテーマにした絵や風景を描いた作品などおよそ50点が展示されています。こちらの作品はシベリヤの山火事を描き厳しい環境でも強く生きてほしいという想いが込められた大作です。※画家
![異人館の街並みに魅せられて 神戸を描き続けた画家・小松益喜さんの作品展/兵庫県](/img/article/20240531/665956d2d26a6.jpg)
異人館の街並みに魅せられて 神戸を描き続けた画家・小松益喜さんの作品展/兵庫県
神戸・北野の異人館を中心に、街並みや建物を描き続けた画家・小松益喜さんの作品展が神戸の美術館で開かれています。赤レンガの塀に、飾り戸のついた洋風建築。1936年ごろに制作されたこの作品は、当時神戸のトア・ロードにあった貿易商の邸宅を描いたものです。兵庫
![樹木をベースにした大作 画家・田中直子さんの作品展 全国植樹祭に合わせて企画/岡山・真庭市](/img/article/20240525/66515667231f4.jpg)
樹木をベースにした大作 画家・田中直子さんの作品展 全国植樹祭に合わせて企画/岡山・真庭市
京都市在住の画家・田中直子さんの作品展が岡山県真庭市蒜山上福田のGREENableHIRUZEN2階フリースペースで開かれ、樹木をベースにした生命力あふれる大作に来場者が見入っている。6月9日まで。 県で26日に開かれる第74回「全国植樹祭」に合わせて市が企画。1993~200